名古屋市・河村市長が定例会見3月29日(全文1)名古屋は日本一のコロナ対策を実現
この1年を振り返っての所感は
名古屋テレビ:すいません、じゃあ幹事社から失礼します。今年度、最後の定例記者会見ですけれども、この1年、新型コロナなど、かなりありましたけども、振り返って所感をお願いします。 河村:今年度で言うと、ずらっとようけありますけど、あまりようけ言わんと短く2つまでに絞りますと、1つはやっぱりなんといってもコロナですけど、このコロナで。こればっかり言っとると本当にわしは、もうええかげんにしときや言われるけど、この保健所の調査というやつで名古屋は、去年の今ごろって確か日本で2番目に多かったと思いますよ。そうでしょう、あれ。日本で2番目に多かったんですよ、ここは、実は。 だけど、なかなかうちの医監が人徳ある方のようでございまして、ほんで保健所がみんな地をはう調査をやってくれたということで、だけど全国で報道されるのもあれだけど、市民の皆さんが知らんいうのは本当に情けにゃあですね。それで相当抑え込んでいると、名古屋市内では。それは当然、名古屋市が抑え込んどると、ほかの地域にもいきますからね。だで、精いっぱいの努力は、日本一のコロナ対策、言ったろか、【****00:17:14】で、ということで。名古屋は日本一のコロナ対策が実現できたと自負をしております。これは保健所のおかげでございますということでございます。
3月24日までに3万6000件超の申請
それともう1つ。コロナ対策で今オーソドックスにやっとるのがワクチンと、今の保健所の調査と、もう1個、経済対策がありますんで。経済もいろんな援助をものすごいいろいろやってきまして、1個だけ言いますと、信長基金が97%オーケーだいうの、すごいんですよ、あれ。申し込みの97%。実績ベースで6000億を超えたでしょう。6000億。申し込みベースで6600億だと思いますけど。実績で6000億超えたということは、相当ようけの皆さんに、6000億の現金が名古屋の経済に注入されたということですので、なんらかといいますか、商売の応援ができて、商売をやめようかなと思っとるおとっつぁんやおっかさんが、ラーメン屋のおとっぁんやおっかさんが、ちょっと頑張ろうかと、で、パートのお母ちゃんを首切らんように頑張ってやろうやというふうに思って待っとるところが相当数あるだろうと思いますけどね。その中の特色の大きいのが、やっぱり金融機関と協力して、何カ所だったいな、あれ。300カ所ぐらいだったかな。おらんか。 男性:378。 河村:378。378カ所で、要するにどんな小さい商売屋さんでも銀行とは付き合っとるわけですわ。で、わざわざ市の機関に来て、態度が悪いとか、そんな思いせんでもええし、今まで付き合ってみえる信用金庫なり、そういうところへお話に行って、378窓口があるということで、ワンストップでこれをやれるようになったということでございますし、金融機関も、要するに今の日本社会は金を借りる人がおらんという、とんでもない時代になっておりますんで、そういうときにやっぱり、件数って何件だった、これ。金額で6000。 男性:受け付け店舗、500です。【***00:19:58】ありますけど。 河村:これは事業者総数か。3万6000件か。昨年5月8日から3月24日まで3万6000件を超える申請をいただいております。市内中小企業事業者総数が11万7000ですので3割、3割超えとるじゃない? 中小企業事業者総数が11万7000で、3万6000ですから。全事業者数の3割を超える皆さんに利用いただいとるということで。これもなかなか誰も褒めてくれませんけど、ええことができとると思いますよ。 で、事業者、事業者いうと、なんだいうて怒る人がありますけど、商売が、まずとにかく続けて、働いとる人たちを辞めさせんように、パートのお母ちゃんなりね。雇用につなげるというのが自由主義経済の最も根源的な営みですから。働いとる人が、給料はちょっと下がるか分からんけど、その給料でいただいて、で、なんか買うと。これが生産と分配と消費ということで回っとるわけで、そんなことができとるのが、コロナだと1つ。