名古屋市・河村市長が定例会見3月29日(全文1)名古屋は日本一のコロナ対策を実現
1人の子も死なせない名古屋はいまだ実現せず
それからもう1つで言いますと、やっぱり子供さんが亡くなるのが悲しいね。これは1人の子も死なせない名古屋ということで、これは僕も人生を懸けて掲げとるスローガンですわ、これは。1人の子も死なせない名古屋と。自分、72だと、まず八事というところが知られてる、火葬場が近えですから、やっぱり次の子供たちにはみんな好きなことをやってもらって、学校が楽しいなって、人生伸び伸びと生きてもらうと。あまり夢を持て夢を持て言うのもいかんらしいですよ。ドリームハラスメントいうて、かえってハラスメントになっちゃうんで。だから好きなことやってちょういうて、生まれ落ちた人間としてということで、1人の子も死なせない名古屋ということで全力の取り組みをしておりますけど。常勤スクールカウンセラーもね。200名までいっとらんけど全中学校にはおりますし。全小学校に増やしたいと思ってますけどね、これは。だけど残念ながら、この公約は正直言いまして実現されておりません。1人の子も死なせない名古屋の公約は。悲しいことですけど実現されていないと。 で、どうしたらええのかということを今も考えておりまして、これは。スクールカウンセラーは非常に重要ですけど、スクールカウンセラー、200人までいってませんが、発足して以来だいたい10万ケースを超える相談に乗ってますから。だで、亡くなっちゃった子供さんはフォローできなんだというか、力及ばずだったんだけど、必ず何人かの子供さんの命を救ったんでねえかと、このスクールカウンセラーの皆さんの努力によって。こっちは見えんですけど、幸せなほうですから、これは見えんいう気持ちがあって。
予防的アプローチに総力あげて取り組むべき
どうやったらええかと。端的に言うと数を増やすのも重要なんだけど、常勤をね、常勤スクールカウンセラー。端的に、いろいろありますけど、一言で言うとやっぱり子供さんが悩んで相談するという。これはリメディアルアプローチというんですけど、診察みたいなやつ。これは当然しっかりやらなあかんけど、その前提として予防的アプローチと。プリベンショナルアプローチというんですけど、例えば親が離婚してたとか、それから転校してきただとか、そういうようなリスク要因のある子供さんに早う気付いて、そこを学校総力でやらないかんですよ。総力でこれは。教員も当然、必死になってやらなあかんですわ。 で、やっぱり1人でも亡くしたら、すいませんという雰囲気にならなあかんですね。あまり言うとよ、先生に嫌われるか分からんけど。やっぱり1人の子も死なせない名古屋ってちゃんと掲げた以上は、1人でも亡くなったら、それはすいませんと。本当になんかできんかったでしょうかと。そういう気持ちが全体で、学校の関係者で、社会的なものも含めてですよ。スクールカウンセラーを当然入れて。が出てくると、だいぶ違うというふうにいわれてますけど。 2つで言うと、今のだからコロナの問題と、子供さんの1人も死なせないというのが残念ながら実現できていないと。2つで言うと、これですね。ええですか。 名古屋テレビ:ありがとうございます。それでは市政一般について各社さん、お願いします。質問のある方は挙手の上、マイクを使って質問をお願いします。よろしいですか。それでは市政関連のほうはこれで。ありがとうございました。 河村:えらい早かった。ね。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見3月29日 全文2へ続く