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【懐かしの国鉄写真】百花繚乱だった旧型国電の方向板

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乗りものニュース

すでに中央線快速と山手線は新性能化完了により方向板はなく

総武緩行線の中野駅で方向板を差替えているところ。片手しか使えないし、雨の日などは大変な作業だったと思う(1961年7月、楠居利彦撮影)。

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  • 総武緩行は中央線、青梅線と共通のデザインで、周囲は茶色、菱形部分は黄色、ローマ字部分は白、文字は黒だった。上部の丸囲みは表示されている駅名の略で、この方向板の裏は飯田橋であることがわかる。(1966年7月、楠居利彦撮影)。
  • 御茶ノ水行きは、中央線の快速が運転されていない時間帯にしか見られなかった(1966年7月、楠居利彦撮影)。
  • 市川行きは主にラッシュ時間帯に運転されていた。方向板が単色のように見えるのは、汚れとストロボを発光させたためと思われる(1966年11月、楠居利彦撮影)。
  • 下総中山は文字数が多いので、ローマ字表記が2段になっている。裏は小岩だが、この頃に通常ダイヤで小岩行きはなかったと思う(1966年11月、楠居利彦撮影)。

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楠居利彦(鉄道ライター)