大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文1)ホテル療養にタクシーを活用
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日)」に対応しております。 【動画】「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日) ◇ ◇
病床の確保計画を改定
司会:それでは知事の定例会見を始めさせていただきます。最初に知事から説明がございます。よろしくお願いします。 吉村:まず僕から今日の発表項目として6項目発表させていただきたいと思います。前半3項目がコロナ関連で、後半の3項目がそれ以外ということになります。 まず最初、1点目ですけども、病床の確保についてです。病床確保、新たに重症病床を中心に大きく病床を確保いたしましたので、その病床の確保計画を改定いたします。その確保計画の手続き、改定の手続きとして、医療の審議会、協議会の手続きが必要になりますが、それは本日、これは書面で回答を得れるということにもなっています。事前の説明は当然した上でですが。本日改定になりますので、それについてまずご説明をいたします。 この間、6月9日にまず最初の第4波が終わったあとの病床確保ということについての計画を改定いたしまして、そのあとさらに重症病床については500床を目標にすると。300床台から500床を目標にすると。そして軽症・中等症3000床、合計3500床を目標とするという、非常にこれは高い目標になるわけですけども、これを掲げてやってまいりました。
中等症病床については2500床を確保
この間それぞれの、支援金の制度は当然のことながら、それ以外にも重症病床確保の新たな支援金制度の創設、それから病院ごとの割合、基準、許可病床数に応じたお願い、そしてまた、何より第4波を経験した上での府民の皆さんの命を守る、コロナから守るという意味での病床大幅増のお願いと。特に重症病床を中心にやっているわけであります。もちろん中等症も力を入れてやってると。 その中で、先日発表いたしましたが、さらなる病床確保を6月15日に依頼いたしまして、結果、まず重症病床については500床、非常に高い目標ですけども、これを大きく超える580床を確保いたしました。そして中等症病床については2500床を確保いたしました。これに応じてフェーズを切り替えていく、フェーズの中身を変えていくという必要がありますので、そのフェーズの変更についてまず皆さんにご説明をさせていただきます。 まず重症病床についてですけれども、フェーズ1から、これですけども、90床とありますが、これを150床に変更いたします。そしてフェーズ2については160床が改定前でしたけども、改定後は230床です。フェーズ3については250床でしたが、これは320床になります。フェーズ4についてですけれども、これは非常事態ということで350床としていましたが、これを420床といたします。そして災害級非常事態について、これは500床を目標としていましたが、500床以上確保できましたので580床と。この5段階で重症病床についてはフェーズをつくって、これは医療機関とも当然協議をした上で、そういう確保になっています。ここ、確保計画数580床となっていますが、厳密にはさらに重症病床を4床確保できましたので、現状は584床が大阪府の確保重症病床ということになります。 中等症のほうですけれども、フェーズ1、1000床が1100床と。その後は同じですけれども、最後、災害級非常事態、現在は2500床、確保済みの分について2500床になっています。これは3000床を目標に増やしていきたいと思います。前回、7月14日に定例会見、1週間前にしたときに、この中等症については2450床ということでご報告しましたが、そこから52床上積みをいたしましたので、現在は2502床という形になります。いずれも、これはフェーズということで、端数については切って、2500床と580床と、現在確保済みの病床についてフェーズとさせていただきます。