「来年のご馳走よりいまのご飯」 小池都知事、政府にワクチンの早期確保を要求
東京都の小池百合子知事は21日、記者団に対し、新型コロナウイルスのワクチンについて「供給の促進について都から国に対して強く要望していく。昨日も田村(憲久)厚生労働大臣が5000万回分の確保(をした)、来年用にということだが、来年の大ご馳走よりもいまのご飯が欲しいというのが率直なところ」と述べ、なるべく早期にワクチンを確保するよう求めた。
小池知事は「いまこそ、切れ目なく(ワクチン接種が)できないと、2発目の(ワクチン)が確保できないと1発目が接種できない。この間、(接種をできない期間が)空いてしまうのは東京都にとってはきついし、区市町村にとってもきついところがあるというのが率直な思いだ。是非交渉で前倒しで確保していただきたい」と注文を付けた。