大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文2)開業当初から1兆円の投資規模に
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日)」に対応しております。 【動画】「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日) ◇ ◇
タクシー会社のほうから陽性者に連絡
吉村:そしてタクシー会社としたら、基礎情報はこの基幹システムでもうすでに把握していますから、保健所と直接やりとりすることなく、タクシー会社のほうから陽性者に連絡をして、そして搬送時間の調整をして、そのまま搬送するという形になります。じゃあタクシー会社はどこに搬送するのとなると、そもそもこの宿泊療養施設の中で空室情報を入力していますから、どこにどう行くというのも全てこのシステムで管理されることになりますので、大阪府、それから保健所、タクシー事業者、宿泊施設が、患者さんがどういう状況なのか、そしてどこに空車情報が、空車状況はどうなっているのか、ホテルの空き室状況はどうなっているのか、そしてまた日々の健康管理もここに含まれます。全ての情報をこの1つのシステムで把握をするという形になりますので、結局、患者さんとのやりとりというのは、保健所の最初のファーストコンタクトとタクシー事業者の連絡の電話だけで運ぶことができるという仕組みを作りました。
MGM・オリックスコンソーシアムから提案書
今まではいろいろここの、それぞれの関係の中で電話をしたりやりとりをしているので時間が掛かりましたが、これをシステム化して、ある意味、IT化して一元的にやっていく。スピードアップを図っていきたいというふうに思っています。今後、第5波に備えるに当たって、非常にこれから感染者も増えてくると思いますが、この宿泊療養施設の充実、このプロセスのシステム化、そして内容を充実させていく、システムを増やしていくということで、このホテル、自宅療養も当然あるとは思いますが、できるだけホテル療養に誘導していって、そして重症化するのを防ぐということに努めたいと思っています。 3点目です。これはもうコロナと変わりますが、IRについてです。もうすでに一部報道されています。きのうも少し僕自身も囲みで話をしましたが、夢洲のIRについて正式に事業者から提案がありました。7月20日、事業者から提案がありましたのでご報告します。MGM・オリックスコンソーシアムから提案書が提出をされました。今後、大阪府市IR事業者選定委員会が開かれますので、そこでの審査を経て、今年の9月ごろに事業予定者が選定される予定です。スケジュールでいきますと、まず9月ごろに事業者を選定します。そしてそのときに、どういった中身なのかっていうことについての大まかな部分は発表することになります。絵姿というのは、そこで皆さんにお伝えすることができると思います。 これから審査に入ります。ですので9月までは審査という形になります。10月から区域整備計画を、より詳細なものを作成していきます。そして公聴会を実施すると。そして区域整備計画を作成した上で、府議会、市会に、これは議会の同意が必要ですから、ご審議をいただきます。これが来年の2月議会になると思います。 そして議会のご審議の上でご同意をいただければ、今度は区域整備計画の認定の申請。これは国に申請する必要があります。まず国では、おおむね3カ所といわれていますが、国から選定されないと、これはできませんので、国に対して申請をすると。これ、国の申請というのは10月から4月末までだと思いますけれども、4月末が申請の締め切りになりますから、そのときまで。おそらく4月ごろになると思いますが、そのころに申請をいたします。国から認定を受ければ23年ごろには土地を引き渡して、2020年代の後半には完成と、事業の開始というスケジュールで進めていきたいと思っています。