大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文4)多くの皆さんが参加できる万博に
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日)」に対応しております。 【動画】「584床の重症病床を確保」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月21日) ◇ ◇
マンパワー確保のめどは立っているのか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下といいます。重症病床の確保についてお伺いします。この短期間で580床まで増やされたというのはすごく良かったと思うんですけども、一方で医療機関の方々、関係者の方々にお伺いすると、重症病床確保といいますか、重症病床を見るのに一番困るのが呼吸器系の、呼吸器を管理される看護師さん、ここが一番足りなくて困るという話を何人かから伺ったんですけども、病床の確保と同時に看護師さんとかマンパワーのほうの確保というのは、これはもうめどが立っていると考えていいんでしょうか。 吉村:はい。病床確保というのは病院から提出していただくものになりますから、この580床についてはマンパワーの確保ができるからこそ提案もいただいているということになります。そのときに、これは前も申したかもしれませんが、災害級非常事態の病床数です。つまりこれをするときには、それぞれ病院で計画は立てていただいていますけども、例えばほかの診療、ほかの治療、これをある意味ストップをして、そしてそこにいる看護師さんをコロナ治療に入ってもらって対応するという病院がほとんどになると思います。そうしなくても、その程度の580床に近づけば近づくほど強いものになってくると。マックスに近づけば近づくほど強いものになってくるというふうに思っています。
保健所の体制はどう考えているのか
その中でも、どうしてもコロナっていうのは一挙に需要が拡大、医療需要が拡大しますので、そのときはもうコロナの治療をするということで決めていただいた病院の病床数を合わせたのが、積み上げたのが580床になります。だからある意味、病棟も閉鎖していくことになると思います。それから大きな病院においては救急の受け入れ、これについても制限することになると思います。じゃあその制限した患者さんはどこ行くのっていったら、それは少し離れた、じゃあこっち側の病院で、その医療圏でいうこっちの病院で、じゃあそのコロナじゃない患者さんを受け入れる代わりに、こっち側の病院の救急はほとんどもうコロナ患者にするとか、いろんな具体的な計画の中でやっていますので、通常医療の制限は大きく受ける。これが現状だと思っています。 急に看護師さんの数、増えませんから。今の、ある意味、医療資源の中でやっていきますので、余っているわけじゃありません。なので、だったらその病院の中でも、ほかの病棟とかほかの治療をしている看護師さんがここに集結していくというようなイメージだと思います。だからそういう意味では医療全体で見ると、やっぱり非常に負担が掛かる病床だというふうに思っています。非常に負担は掛かるんだけども、でもやっぱり必要なので、ここは本当に病院の皆さんにお願いをして手を挙げていただいたという状況です。 大阪日日新聞:あと療養者の情報システムについてお伺いします。これも短期間で仕組みができて良かったと思うんですけども、同じくやっぱりマンパワーの部分で、受けてからのところはかなり短縮されると思うんですけど、一番、保健所の部分が、受けて、電話を取られてっていう実際の保健所の部分のマンパワーというのが、これはやっぱり必要じゃないかなと思うんですけど、ここは、大阪市のほうは民間委託なんかでかなりカバーしていくっていう仕組みをつくろうとしています。基本的には基礎自治体が担う役目になるとは思うんですけども、保健所の体制なんかについてはどのように考えられてますでしょうか。 吉村:これは非常に重要になるのが、ここにオペレーターの方いますけれども、ここの人材どうするかっていうことなんです。これを今までの保健所のメンバーでやってくださいということになると、やっぱりこれは保健所の負担が、負担っていうか今でも仕事としてあるわけですけれども、どう軽減するかっていうところでいろいろこちらも考えて、今回、人材配置のオペレーターについては、追加で人材配置をしていこうということで、人材確保していこうという形になりました。