【50歳からの断捨離®道 】浴室の排水口は家の中でも最も重要な出口の一つ、出口のつまりは身体でいえば便秘です
断捨離®とは「断つ」「捨てる」「離れる」。ヨガの「断行」「捨行」「離行」の3つの頭文字を合わせたもの。単にモノを整理する、捨てるということではなく、モノと自分の関係を見つめ直し身の回りを片づけていく方法。自己探訪メソッド。50代の断捨離トレーナー佐藤ひとみさんに、断捨離の極意を教えてもらった!
「こんにちは、佐藤ひとみです。今回のテーマは『浴室と洗面所』です。 リビングやキッチンと違い、浴室と洗面所はつい掃除や片づけが後回しになりがちな場所ですが、みなさんのお宅はいかがでしょうか」
浴室は自分をケアし、リセットする場所
「浴室は身体の汚れを洗い流すだけでなく、心身共にリラックスさせ、体内、引いては運気や人生の流れまでもに通づる重要な場所。 前回、『玄関はモノと気の出入り口で家の必須機能』とお話ししましたが、キッチン、トイレ、洗面、浴室という水回りは全て同様、排水口というのは全て出口。いうまでもなくつまりは禁物です。ここに汚れが付着していたりつまったりしているのは、体でいうと腸に宿便があったり、便秘であるのと同じなのです。 排泄という行為は、生きていくうえでなくてはならないもの。カラダの出口がつまっていたら…。 断捨離では家、カラダ、ココロ全ては空間。その空間は相似象。同じ現象が現れていると考えます。浴室の排水口は、家の中でも最も重要な出口の一つ。ヌルヌル、ベトベトの排水口を掃除しないでつまらせるということは、カラダのつまり、人生の行き(息・生き)づまりを意味します。 つまらせていいものは、一つもありません。まずは出口から。出口のつまりを取り除いて、快適な流れを作りましょう。日常のメンテナンスを怠ってはいけません」
「それでは、我が家の浴室と洗面所をお見せしますね。 我が家は築30年のマンションです。 中古物件を購入し、浴室は正面パネルのみ、洗面所はクロスと床のみリフォーム。住んでみると、排水口と換気扇が機能しないこと、また洗面所の水漏れも発覚。一年後、経費がかさばるも2度目の、今度はフルリフォームに踏み切りました。 この写真が2回目のリフォーム前の様子です」
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