車内で駅弁を食べるときに注意!【新幹線マナー】残念な人がしがちなNG行動とは
旅行をする際に移動手段として利用することが多い新幹線。新幹線の中で食べる駅弁は旅の楽しみのひとつだと思いますが、実はそのお弁当の匂いで周りの乗客が匂い酔いをしてしまっている可能性があるそうです。ほかにも新幹線の中で気をつけた方がいいマナーはあるのでしょうか。今回は、新幹線を利用する際のマナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。 【画像】車内で駅弁を食べるときのマナーとは?【新幹線マナー】残念な人がしがちなNG行動 まとめはコチラ
新幹線を利用する際のマナー
【元社長秘書のマナー講座】vol. 34 ゴールデンウィーク中は、帰省や旅行で新幹線の旅を楽しむ方も多いのではないでしょうか。長距離の移動手段として使う新幹線は、利用に慣れていないと少し戸惑う場面があるかもしれません。 例えば、新幹線のお弁当の匂いに関するマナーを皆さんはご存知でしょうか? 実は、お弁当の匂いで周りの人が匂い酔いをしてしまっている可能性があります。公共の場面ではしっかりとマナーを守り、配慮のある行動を心掛けることが大切です。「知らなかった」「気づかなかった」というマナーは意外とあるのかもしれません。今回は、新幹線を利用する際の座席や匂いで気をつけておきたい、今更聞けないマナーについて、Q&A形式でご紹介をします。快適な旅を過ごすためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
新幹線の座席マナー
Q. シートを倒す時に後ろに声をかけた方がいいの? A. 状況に応じてひと声かける シートを倒したい場合は、後ろの席の乗客へひと声かけてから倒すのが基本マナーです。後ろの方がパソコンで仕事をしていたり、飲食をしていたりする時に、急にリクライニングを倒すと思わぬ事態に繋がる可能性があります。急に前の席が倒れてくるのはあまり気持ちいいものではありませんよね。そのため、「席を倒しても大丈夫ですか」と確認してから、座ってシートをゆっくり静かに倒しましょう。寝ている場合などは、状況に応じて声をかけないのも相手への心遣いです。また、倒したシートは、降りるときには必ず元に戻しておきましょう。 Q. 自分の席に誰かほかの人が座っている! どう対応したらいいの? A. チケットを相手に見せながらお互いに確認をする 買った席に、すでに人が座っているという状況になった場合、驚くかもしれませんが慌てることはありません。落ち着いて自分のチケットを手に持ち、相手に見せながら、「すみません、私、この席だと思うのですが」と伝えてみましょう。お互いにチケットを確認し合うことで、正しい席を確認できます。この場合、相手を責めるような言い方にしないことがポイントです。また、自分が間違えて座ってしまう場合もあるため、チケットはすぐに取り出せるようにしておきましょう。