自民党総裁選 所見演説会(全文2)菅氏「自助・共助・公助、そして絆」
待機児童問題に終止符を打ちたい
また長年の課題である少子化対策です。昨年から幼稚園、保育園、大学、専門学校の無償化を進めています。今後、保育サービスを拡充し、長年の待機児童問題に終止符を打ちたいと思っております。さらに、出産を希望する世帯を広く支援するために不妊治療への保険適用を実現いたします。安心して子供を産み育てる社会、女性が健康で活躍することの環境を整備してまいります。 私が目指す社会像というのは、まずは「自助・共助・公助、そして絆」であると考えております。自分でできることはまず自分でやってみる。そして家族、地域でお互いに助け合う。その上で、政府が責任を持って対応する。そうした国民の皆さまから信頼される政府を目指したいと思っています。 目の前に続く道は決して平坦ではありません。しかし私が自民党の総裁になった暁には、行政の縦割りを打破し、既得権益を取り払い、あしき前例主義を廃し、規制改革を全力で進める、国民のために働く内閣をつくりたいと思います。皆さまのご理解とご協力を心からお願いを申し上げます。 【書き起こし】自民党総裁選 所見演説会 全文3に続く