大阪府・吉村知事が定例会見5月18日(全文3)なんとか緑の信号を維持できるように
基本的な感染対策をお願いしたい
なので、この状況がどっかで反転をして、感染が拡大をすれば、そこで会議は開こうと思っていますが、逆に今の均衡した状態がずっと続けば、取り立てて1カ月後に必ずやらなきゃいけないというものでもないと思っているので、そういった意味では、なんとか緑の信号を維持できるように、府民の皆さん、事業者の皆さんには基本的な感染対策をお願いしたいと、そう思っています。 飲食店、ゴールドステッカー認証の飲食店の皆さんに、こういったなんらかの制限をお願いしないというのは、1年半ぶりのことになります。今までなんだかんだとお願いをして、時短制限とかさまざまなお願いをしてきて、人数の制限とか。そのときによってやっぱりちょっと違うんですけれども、感染状況によってなんらかの人数制限等をお願いしてきたのが約1年半になりますから、1年半ぶりに、これはもう何も要請をしないという状況になります。ですので、この緑の状況が続けていけるように、ぜひ感染、基本的な対策のご協力をお願いしたいという思いです。 ただ、そうはいっても現実、分かりません。もうあしたから感染が増えるかも分からないし、こんな未来のことなんか分かりません。専門家だって、さっきの質問にありましたけど、ゴールデンウィーク明けには1万人になると言って、なってないわけですから。でもそれは、やっぱり分からないわけですよ。僕も分かりません。なので今後、わーっと増えてくれば、もうこれは、また本部会議を開かざるを得ない。もうコロナというのはそういうもんだと思っています。これはもう普通の病気と同じだと。国が大きな方向性を決めない限りはそういうもんだと思っていますので、そうならないように対策をお願いしたいと思いますし、もしそうなれば、1カ月を待たずと本部会議をするかもしれません。感染状況に応じて、なんとかこの緑を維持できるようにお願いをしたいというのが基本的な考え方です。 NHK:ありがとうございます。 司会:朝日新聞さん。