大阪府・吉村知事が定例会見5月18日(全文3)なんとか緑の信号を維持できるように
感染対策をする店から徐々にやっていくのが重要
そういった飲食店をご利用される場合は、飲食店にも要請もしますし、府民の皆さんにも、できるだけリスクを低くするために、大人数での利用はお控えくださいと。できるだけ少人数、これは4人と基準を作っていますけども、4人や時間の基準をお願いする。これはやはり感染対策は、考えられる感染対策をお店として取っていただいているか、そうじゃないかの違いによって、感染リスクがまだ、なくなればいいんですけど、ある中で、こうやって徐々に緩和していくわけですから、やはり感染対策を取ってくれているお店から徐々にやっていくというのが重要だと思っています。 今、この世の中でウイルスがもう完全にゼロになっては当然ないし、ウイルスはゼロにはならないので、徐々に徐々に対策を取っていくという意味では、そういうふうに考えています。なので今後、今は黄色から緑になったところですけれども、もっともっと減るかもしれません。まだ分からないです。ここから増えるかも分かりません。場合によっては、そういう状況になれば、じゃあ非認証店を含めてどうするかという議論は、まだ残っているという認識です。 日本経済新聞:こちら、期間は当面の間というふうになっておりますが、もし人数制限を要請する基準などがあれば、お願いします。 吉村:人数制限を要請する基準って、どういうこと。 日本経済新聞:今、飲食店への、認証店の要請は当面の間、人数制限をしないというふうになっておりますが、こちら、例えば、大阪モデルが黄色信号になったら、やはり人数制限をお願いするとか、そういったことはあるんでしょうか。
そのときの知見も踏まえて判断したい
吉村:まず、今回は1カ月という期限等設けずに、感染状況に応じて判断するというふうにいたしましたので、1つ考えられるのは感染がまた拡大をして、そしてこれは黄色の信号モデルで、黄色信号を付ける必要があると、注意喚起をやはりしていく必要があるという状況になったときに、本部会議は開くことになるだろうと。その可能性が一番高いとは思っています。それがいつになるかはちょっと分からないですけども。で、そのときにどう対応するか、どういうお願いをするかについては、ちょっとそのときの知見も踏まえて判断をしたいと思っています。 きのうの全国知事会、あるいは国との協議の中でも、オミクロン株の対策としてもうちょっと有効なものがあるんじゃないか、検討してもらいたいという意見もやっぱり出ていました。なので、ただ、今の到達点はこういう到達点なんですけど、その先の新たな知見があれば、その知見に基づく対応をしたいと思いますし、そのときのやっぱり状況に応じても判断するということになろうかと思います。なので、必ずしも、じゃあもう1回、人数要請お願いしますというやり方になるのかどうかは、今の段階ではちょっとなんとも言えないです。 日本経済新聞:ありがとうございます。 司会:NHKさん