大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文3)増加傾向は継続、ピークは見えない
医師会の紹介窓口は24時間対応か
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村と申します。何点かお伺いしたいんですが、まず、往診体制の関係なんですけれども、医師会の紹介窓口については、これは24時間、何か連絡したら対応してもらえるというものなんでしょうか。その辺りの時間について教えていただけますでしょうか。 吉村:そこも詳細まではお聞きしていませんので、ここは医師会のほうで適切に設定されるんだと思います。 朝日放送テレビ:先ほどちょっと協力金の関係で分からなかったところがあるんですけども、基本的にさっき私が理解してたのは、大阪市内を6つのエリアに分けて、それぞれ基幹病院をつくって、その1基幹病院を1チームとして、そのエリアの複数の診療所が往診に行かれるのかなと、ちょっとそういうふうに認識していたんですけど、それは誤りということでいいんでしょうか。 吉村:市内の6医療機関、クリニックが1つのチームを構成する。これが正しいと思います。これ正しいですよね。それで間違いないです。なので、できるチームは1チームです。そこに構成される構成診療所が6です。これが大阪市内でまず1つ動きだすということです。 ここについては、このチームの数を増やすパターン、あるいはそれ以外に別のチームを構成するパターン、いろいろあると思うんですけれども、それを増やしていきたい。ここが成功すれば増えてくると思いますので、この仕組みを、補助金の仕組みもつくりました。これは非常に、このチーム編成を組むというのは非常に重要なことだと思うので、今後増えてくると思いますし、また、茂松会長もおっしゃってたとおり、増えるように働き掛けを医師会からもしていただけるということなので、非常に心強いと思ってます。
若者が感染しないための対策は
じゃあこの大阪市内で初めて誕生する1チーム6医療機関に対する支援金はどうなのといえば、先ほど申し上げたとおり、構成診療所1つ当たり30万円ですから、6医療機関で構成される1チームですので6×3=18の180万円。これは月額180万円ずつ、毎月そのチームにお支払い、補助金を交付すると、そういう理解です。 朝日放送テレビ:ということは、基幹病院が今6つですけども、その1チームの中で。例えばその中で10チーム。 吉村:違う違う。基幹病院は1つやねん。 朝日放送テレビ:え、基幹病院1つ? 吉村:基幹診療所は1つ。 朝日放送テレビ:1チームで1つの基幹病院? 吉村:そうそう。 朝日放送テレビ:その中、6つの中の1つが基幹病院っていう。 吉村:そうです、そうです。キャプテンがいるみたいなイメージです、6人の中に1人。 朝日放送テレビ:失礼しました。分かりました、ありがとうございます。すいません、ちょっと話が変わりますけども、今日で緊急事態宣言の発令から今回1カ月というところで、先ほどの発表にもありましたが、若者の感染者数が非常に増えていると。一応ちょっと倍加速度は下がっているかもしれないというレベルなんですが、感染者は増えている中で、現在、若者が感染しないための対策として、知事としてはどういうところが考えられるかというのを、今のお考えをお伺いできますでしょうか。 吉村:とにかく人出の多いところは避けていただきたいということです。そして、できるだけマスクも不織布マスクをしていただきたいと。いろんなウレタンマスクとかいろんなマスクがありますけど、できるだけ不織布マスク、ちょっとおしゃれじゃないかもしれないんですけど、ちょっとそこは、やっぱり効果が高いのは不織布マスクといわれていますので、不織布マスクをぜひやってもらいたいということと、着け方なんかもきっちり着けていただいて。