大阪府・吉村知事が定例会見9月2日(全文3)増加傾向は継続、ピークは見えない
特に運動を気を付けてもらいたい
やっぱり一番大事なことは、できるだけ人混みとか人が接触しやすいような場面をできるだけ避けていただきたい。特に若い方はそういったところで、やっぱり楽しみたいという思いもあるし、僕も自分の若いときを振り返ったらそうだったんだけども、その楽しみを奪うのかと言われたら本当に心苦しいんですが、今はこれだけ感染が広がってるときなので、そういった人と人との接触の機会が非常に増える人込みであったり、人のまちのど真ん中であったり、大きく騒ぐような、愛知でのフェスなんかもありましたけども、ああいったところはできるだけ避けていただきたいと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 吉村:あとは特に運動を気を付けてもらいたいですね。部活とか。やっぱり見てても、学生でも部活、特に運動部系でのクラスターが非常に多いですから。やっぱり運動すると、わーって激しい呼気も出ますし接触も増えますから、運動するときはぜひ、ちょっと本当に気を付けてもらいたいと思います。 司会:次の方。じゃあ一番奥。
12日以降の対応をどう考えているのか
テレビ大阪:テレビ大阪の小林といいます。よろしくお願いします。新規感染者が鈍化してるとはいえ減らない中、緊急事態宣言の期限があと10日ほどになります。最終的には国の判断ということですが、また、推移を見る時間っていうのがまだしばらくあると思いますが、現時点で12日以降の対応について、大阪府としてはどのように考えてらっしゃいますかというのと、今後も緊急事態宣言という、この制度自体が効果的かどうかっていうのについてご意見いただけますか。 吉村:今、感染者がどうなるか、まだ推移が見えないところもありますから、特に来週、ぜひそれは注視していきたいと思います。そしてまだ緊急事態宣言の期間も9月12日までありますので、今の時点でこれはどうすべきかというようなものではないとは思ってます。ぜひ1日1日、感染対策、できるだけ協力をお願いしたいと思います。 緊急事態宣言、効果がない、効果がないともいわれるんですけども、ちょっと人流抑制のグラフも示させてもらいました。確かに過去の緊急事態宣言のときと比べたら人流の抑制効果っていうのは、それ自体も下がってるところはあるんですけど、ただ、やっぱりこれ、ここで見ても、まん延防止と緊急事態は明らかに差は出てるので、そういった意味で緊急事態宣言そのものにまったく効果がないっていうのは、僕は間違ってる、言い過ぎなんじゃないかなと思います。過去の何回かやる中で、非常にマンネリ化してきてるっていうのはそのとおりかもしれないですけど、事業者の皆さんもずいぶん協力もいただいてますし、実際、まん延防止よりは、過去にやったまん延防止のどの期間よりもやっぱり人流も下がってるし、一定の効果はあるというふうに思ってます。 司会:次の方。では読売新聞。