日本維新代表選は「血みどろの争いをやれ」大阪・松井市長会見7月28日(全文2)
大阪市の松井一郎市長は28日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月28日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月28日) ◇ ◇
人々の移動について何かメッセージを発するのか
朝日放送テレビ:ABCテレビの尾崎です。これから子供たちが夏休みに入って、お盆も近づきますし、かなり県境を越えた移動がまた出てくると思います。今のコロナの状況で言いますと、行動抑制はしないということですが、何か市長としてメッセージを出したりとか呼び掛けられるようなお考えというのはありますでしょうか。 松井:これ、おじいちゃん、おばあちゃんと会うとき気付けてよということだけです。今、事実として子供は重症になってないんでね。基礎疾患が、すごい大きな基礎疾患、重篤なそういう重い病気のある方は別にして。これ、事実そうなってないんで、子供同士が夏休み楽しむ分に対しては、そんなに大きな問題はないと思います。ただやっぱり高齢の、里帰りをして、高齢者に近い場合は、せめて症状がある、せき、熱ある場合は、そういう高齢者との接触というのはちょっと控えてもらいたいなというふうには思います。 朝日放送テレビ:特に帰省が始まったときとかに、例えば何か検査をするとか、当事者の側で何か気を付けたほうがいいというような、そんなお考えってありますか。 松井:できれば、今無料のPCR検査もやってますんでね。これ、なかなか、でも非常にニーズが高くて、検査を受けるまでの手続きが煩雑になるというか、時間掛かるかもしれないけども、例えば前もって抗原検査キット等で調べてから行っていただきたいなとは思っています。
土地課題対策工事費の透明化に向けた取り組みは
司会:次の質問をお受けいたします。ほか、ございますでしょうか。大阪日日新聞さん。 大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。IRについて伺います。住民投票の可否、今度、府議会のほうで決められると思いますけども、その前の段階として監査請求が大阪市のほうにありまして、結局、結果としては合議に至らずに不調に終わったということでした。ですから監査の結果として、それ以上出てくることはないと思うんですけども、一方で付言として呈されているものがありまして、それぞれ意見が分かれたわけなものですから、大阪市の支出執行の適正確保に係る課題や負担の軽減を図るために、早期にSPCとの間で土地課題対策工事に係る費用のいっそうの透明化を図る仕組みを構築、導入できないか協議することも検討されたいという、そういった付言が呈されています。これについて何かアクションといいますか、起こされるお考えはありますでしょうか。 松井:いや、だから工事のさまざまな調査はやってますし、やった結果、液状化現象でだいたいこのぐらいの金額が必要になる、それから土壌汚染対策としてこの程度の金額が必要になるということが分かってきたわけですから。だからそれが多大な負担かどうかというところの判断だと思うけども、われわれとすると、それは投資、十分回収が見込まれる投資だというふうに判断してますんで大きなマイナスの負担とは思ってません。プラスに変わると思ってますから。そもそもよく考えてもらいたいのは、皆さん、メディアの皆さんもよくご存じのように、大きな負の遺産だったわけです。そもそもマイナスなんですよ、夢洲は、つくったときから。それを今、有効な資産につくり替えるために、いろんなこれまで議論をしてきて、このIRについても、これは法律まで、議員立法で基本法を作り、閣法で実施法を作って、エンタメの拠点としてIRをやろうということを決めたわけです。 IRにはカジノという、そういうネガティブな捉え方をされるエリアありますけど、先進国の中ではほとんど全て、IRは各国でエンタメの拠点として整備されているものですから、われわれはそういうリスク、依存症リスクに対して対応策をきちっとつくる中で、リスクヘッジしながら夢洲を負の遺産から有効な資産につくり替えていくということですから、大きな負担という文言ありますけども、これはそもそもが、われわれは十分、回収の見合う投資だと思ってますから。それに対して必要な調査はしてきてますんで。そのことをもって、監査のおっしゃってることをないがしろにしてるとか、そういうことは一切ないつもりです。