大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文3)感染拡大力のほうが強い状況
宣言解除から1カ月で感染が急増。受け止めを
読売テレビ:すいません、読売テレビの【タド 00:52:29】と申します。緊急事態宣言が解除されてから1カ月だと思うんですけれども、この感染者の急増っていうのは、私、個人的にはすごい早く来たなと思うんですけれども、知事の受け止めとしては、そこの率直な思いはどうですか。 吉村:注意しなければいけない期間としては3月中旬、下旬、4月の上旬だというふうに思ってました。ここは感染が広がる可能性が非常に高いというふうに思ってました。これは思ってましたというか、いろんなメディアでもそうだし、いろんなこの場でもそうだし、ずっと2月ぐらいから言い続けてきたことで、緊急事態宣言期間中もこの場でも言ったとは思うんですけども。それはなんでかっていうと、さっき申し上げた、やっぱり日本人の文化とか行動形式に、このウイルスっていうのは非常に関係しているんじゃないかと思うと。特に3月中旬、下旬、4月の上旬っていうのは人が大きく動く時期でもあるので、歓送迎会であったり春休みであったりということで感染リスクが高いという時期だというふうに認識はしてました。 そういった意味でこれを、時期というよりは、いつどこで、この感染というのは火を噴くかは分からないので、時期の予測っていうのは、この今の期間帯は非常にリスクが高いという認識もあったし、それはいろんなところで言ってきたところでもありますけれども、いつそれが発生するか、具体的に発生するか、大きな波になるかっていうのは、これはもう正直いつなってもおかしくないし、これはもう予測してもあまり意味のないことだと、誰も分からないということだというふうには思ってます。現実に、例えば宮城や沖縄でぐっと先行して増えましたけど、あれも、誰も予測はたぶんできなかったとは思います。ほかのエリアでも増えてきてるところもあると。そういった意味では、緊急事態宣言が解除されて、ちょうど今この1カ月の時期でぐっと拡大しているというのは、早いか短いかというよりは、このいわゆるリスクの高い時期に感染が急拡大したと。だからこれを抑えなければならないと。そういう認識です。