大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文3)感染拡大力のほうが強い状況
いかに飛沫感染を防ぐかが出発点
その中で持続可能な感染対策ということを考えたときに、結局このウイルスどこで感染してるのっていうのは飛沫感染なんです。要は口の中にある唾液にたくさんウイルスがいて、そして大声で騒いだり、お酒飲んで飯食うときにそういうふうなことをやったりだとか、あるいはスポーツで、わーっと大きな声を出したりとか、合唱とかもそうです。 そういった意味では、いかにこの飛沫感染を防ぐかっていうのが一番最初の出発点なので、そこの出発点を抑えていきたいということです。そこをやっぱり柱にすべきだというふうに考えたときには、お客さんに対して本来、義務を課すっていうのも1つの考え方なんですけど、これは今まで日本の仕組みの中でやってこなかった部分だと思います。例えば台湾とか、ほかの国では、利用者のほうにマスクの着用義務。それをしなかったら罰金、罰則とか。どっちかというとお店もロックダウンとかで協力をお願いするけど、利用者、いわゆる国民、市民、府民のほうですね、に対して何か義務を課すということはやってこなかった分野だと、部分だと思っています。 ただ、諸外国ではそういうことをやって感染を抑えていく努力もしているという中で、私が思うのはお客さんに対してマスク会食の義務化、お客さんのほうも感染拡大を抑えることに協力してくださいというのが柱の1つで。もう1つは、飲食店事業者のほうに時短要請もこれはお願いするんですが、アクリル板の設置、CO2センサーの設置で、いわゆる密を防ぐ、換気の徹底をするということを義務化できないかということを今、調整しているところです。 だからまずは飛沫感染を防ぐ。そのためにお客さんはマスク会食。お店はCO2センサーやアクリル板、換気の徹底。そこを今回の、まん延防止等重点措置で義務化をし、少しでも定着させることができないかというふうに考えているというところです。罰則の適用はあるんですかといえば、これは府民になくて、事業者にはあるということになります。 司会:ほかにご質問ございますか。