小池都知事が記者会見5月29日(全文2)第2波への警戒高まっている
家賃補償への配慮を国に要請
あと、今日も政府というか、各会派にも党派にもお願いしてるんですが、2つありまして、1つが、まず家賃補償を今、国のほうでご検討いただいているわけでありますけれども、これについても東京都の家賃というのは極めて、ほかの都市と比べましても突出して高いわけでございます。そういったことで、国のほうのベースをより確実なものにしていただくようにお願いをしてきたところであります。 もう1つありまして、それは今日もお願いしてきましたけれども、これは国の関係なので、水際対策です。きのうも専門家の先生方がおっしゃっていましたけれども、3月、4月のぼーんと跳ね上がったところには、水際というか海外から入ってこられた、もしくは帰ってこられた方々のウイルス持ち込みということが1つ大きな原因にもなっているという分析をされておられます。そのことを考えますと、現時点ではそれはほぼない。毎日お伝えしているように、帰国者の数も発表していますけれども、ほとんど現時点では陽性になる方もゼロということですが、これがだんだん進んでいきますと、またいろんな人の出入りが始まりますと、水際でどういうふうにそれを防ぐかというのは、これは検疫であるとか入管でどうチェックをするのか、とても大きなことです。 ですからまず国のほうでしっかりと水際の管理をしていただく。そのあと行動がどうだったかなども、一定のルールの下で確保できるようにしていただかなければ、結局それによって感染が増えて、それによって医療機関を確保する、医療体制などなど、それで奔走するのは地方自治体になりますので、そういったことで2つ、ステップ3の方々だけでなく、業界、さまざまな事業者の皆さまに対しての措置として、またサポートとして、今そのようなことを考えているところであります。長くなってすいません。 【書き起こし】小池都知事が記者会見5月29日 全文3に続く