小池都知事が記者会見5月29日(全文2)第2波への警戒高まっている
コロナと一緒に生きていく
テレビ朝日:事業者の方について。 小池:事業者。事業者の皆さま方は例えばステップ3の方々ですけれども、この方々の業界が、国がこれ、線引きなどをし、そしてガイドラインを作成しておられるわけです。6月18日にはそのガイドラインが整ってくるというふうに聞いております。それから今回ステップ2へと進むわけでありますけれども、中にはクラスターを発生した業界もございます。ただ、その業界の方々もしっかりとしたガイドラインをお作りになって、それを実行していただく、ガイドラインを作れば業界は安全かというわけでは決して残念ながらないので、そこで先ほど申し上げましたように、それぞれのガイドラインをちゃんとやっているかどうかというのを、それぞれ確認をするためのチェックシート、それからこのお店はマル適ですよみたいな、火災の関係ではありませんけれども、そういったことが分かるように、ちゃんとやっていますよ、安全ですよ、拡大防止みんなで頑張りましょうという、そのためのステッカーをお作りするということであります。 先ほど申し上げたように、ワクチンがない、治療薬がない、そういう中でなんとしてでもこの感染症の拡大を防止していかなければならないので、ウィズ コロナ、コロナとどうやって生きていくのか、非常に厳しいところもございますし、これからもいろいろクラスターなども出てこないとも限りません。 ただ、かつて3月、4月で毎日100単位で陽性者が出てきたころというのは、まだはっきり申し上げて医療体制としてもどうするかっていうので、過去には大変奔走いたしました。そしてまた、その中で院内感染も起こったりいたしました。そういったことを踏まえて、今この時期しっかりと第2波にも備えつつ、それから日々の動きもあるかと思いますけれども、コロナと一緒に生きていくんだということと、それを皆さんと共有しながら進めていくという、その段階に入りたいというふうに考えております。