【小野アムスデン道子さんに50代読者が相談!】クルーズ旅って“シニア”のイメージが…退屈じゃないですか?毎日どう過ごすの?
⑤停泊場所でのアクティビティでヨーロッパ巡りの旅
今回はドイツからオランダへの旅でしたが、古城など中世の町から大きな港町へと川辺の風景が移り変わり、停泊地でのアクティビティでヨーロッパを巡る旅ができました。 自転車を借りて走ったドイツのコッヘムは、川沿いの中世の建物や古城が本当に美しい町でした。スキーリフトのようなロープウェイの頂上からは絶景が広がります。
オランダのドルドレヒトでは、世界遺産の「キンデルダイク-エルスハウトの風車群」へ。船からすぐバスでガイドツアーなのはとても便利。 クルーとの会話は英語になりますが、この規模の船だとすぐ顔見知りになれます。一生懸命、名前や好みを覚えておすすめをサービスしてくれて、とても楽しく過ごせました。ゲストもOurAge世代が多くて、優しい感じがしました。初めての乗船でも緊張することはないと思います。
【まとめ】
船内のあるゆることをまとめている「クルーズディレクター」とゲスト係の「カスタマーリレーション」が乗船時に紹介されるので、何か困りごとがあれば彼らが親身に相談にのってくれます。港での忘れ物をなんとか人を手配して届けてもらった人もいました。 だいたい1週間ほどの日程で数カ国を巡っていくリバークルーズ。船内でのんびり楽しみながら停泊地も満喫できて、クルーズ初心者にもとてもおすすめです。 取材協力/エメラルド・クルーズ
【教えてくれたのは】
小野アムスデン道子さん 日本旅行作家協会会員。世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランス・ライターへ。旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。OurAgeでも「大人ならではの旅の楽しみ方」を提案する連載「世界中からいただき!美&元気のモト」が大好評。夫は米国人男性、米国ポートランドと日本を行き来しながらの生活を送っている