【小野アムスデン道子さんに50代読者が相談!】クルーズ旅って“シニア”のイメージが…退屈じゃないですか?毎日どう過ごすの?
船の旅「クルーズ」の人気が上がっているそう。「体験してみようよ!」と友人に誘われたけど…クルーズ旅行って“退職したシニアの旅”のイメージが。実際は、どんな旅になるの?船酔いは大丈夫?退屈しない?…トラベルライターの小野アムスデン道子さんに聞いた。
<お悩み>
友だちからクルーズ旅に誘われました。船の揺れに弱く、外海に何日も出るのが不安と思っていたのですが、友人の提案はヨーロッパのリバークルーズ。川辺の風景を見ながら次の国へと行けるということですが…揺れに弱くても大丈夫でしょうか?毎日どのように過ごすのですか?服装や用意についても教えてほしいです。(57歳・会社員)
<回答>
陸地の風景の移り変わりを眺めながら、船内では食事やイベントを楽しみ、停泊した港ではアクティビティに参加。ゆとりのある楽しみ方、アクティブな楽しみ方、両方できます!
リバークルーズは陸地を間近に見ながら川沿いに停泊。揺れもなく、ゆったりした旅が楽しめます。私もヨーロッパで人気のコースであるモーゼル川&ライン川のリバークルーズにちょうど先月乗船したばかり。その乗船レポートを元に(全部のクルーズが同一サービスではないので)注意点もアドバイスします。
①港と最寄り空港の送迎は料金込みか確認、集合時間は厳守
今回私が乗船したのはエメラルド・クルーズが運航する船「ディスティニー号」。ドイツのモーゼル川沿いの街トラーベン・トラバッハから乗り込みました。集合の最寄り空港(今回はフランクフルト国際空港)から港までの送迎は、料金込みでした。下船時も同様に空港まで送迎があります。集合時間に合わせて、飛行機の手配などは自分でしました。
②3度の食事にティータイム…料金込みの無料サービスをチェック
岸辺からのボードで船内に入ると、きらびやかなシャンデリア輝く吹き抜けロビー。同じフロアにはレストランが、階上にはバーカウンターもある広々したラウンジがあってまるでホテルのよう。 ラウンジではセルフサービスの紅茶やコーヒーのほか、ティータイムにはスイーツや軽食のサービスも。クルーズでは食事やドリンク、アクティビティなど料金に含まれているサービスが多いので、利用時間帯などよくチェックしましょう。船内でのチップも込みなのが気楽でいいです。