ラグビー五郎丸選手が引退会見(全文1)35歳まで第一線で戦い抜くと決意して契約
引退後のことはまったくの白紙
続きまして、引退を決意したタイミング、それから経緯についてお話をさせていただければなというふうに思います。私はヤマハ発動機ジュビロという素晴らしいチームと22歳のときにプロ契約をさせていただきました。その契約した瞬間からこの35歳までは第一線で戦い抜くといったことを決意して契約したことを昨日のように思います。その瞬間からこの日が来ることというのは自分の中でも決まっていたように思います。ですので、ここ数カ月、また数年といった短い期間ではなく、長いスパンでこの引退といった日を迎えることになったということです。 また、この引退発表会見というものをシーズン前にすること、このことについては私自身が決めたことでございます。思い返せば2015年のワールドカップ期間中、それからワールドカップ期間後に本当に多くの方々にラグビーというものを知っていただきました。そして応援し続けていただきました。新たにファンになった方々、また、昔からラグビーを愛していただいておりますファンの方々、そういった方々が本当に長くラグビーを応援していただいたおかげで、アジア初開催となりました2019年のラグビーワールドカップ日本大会が大成功に終わったというふうに感じております。本当にありがとうございました。 引退後のことについてお話をさせていただきたいというふうに思います。引退後のことについては、まったくの白紙でございます。私自身の性格を取っても、2つ同時に考えられるような、そんな器用な人間ではございません。不器用ですが、本当に目の前のことを1つずつ積み上げてきた、そういった人間ですから、シーズン後のことというのはシーズンあと、自分の役目を終えたあとにしっかりと考えたいというふうに思っております。 最後になりますけども、これまで支えていただいた全ての方々、また、関わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちを持ち、私に残されたラスト1シーズンというものを全力で戦ってまいりたいというふうに思っております。私のほうからは以上です。 司会:ありがとうございます。それでは早速でございますけども、質疑応答の時間に入りたいと思います。本日も挙手をお願いします。そしてマイクをお持ちいたしますので、会社名とお名前、そして質問という流れでお願いいたします。それではトップバッター、FM Haro!さん、お願いします。