大阪市・松井市長が定例会見4月22日(全文2)感染状況でワクチン配分決めるのはありがたい
また感染が広がる懸念もあるのでは?
毎日新聞:そこなんですけども、変異株の毒性について今、今回分かるところもあったかなと思うんですけども、次回のときにその基準について、今回と同様に、まだワクチンが広まらない中で解除した場合に、また感染が広がってしまうっていうような懸念もあるかなと思うんですけど、そこについてはもうちょっと新規感染者数、例えば先頃は50だったところをもうちょっと低めに抑えてからまたやるとか、そこら辺のお考えっていうのはどうなんでしょうか。 松井:でも50で解除しなかったら0よ。0はなるの? だからわれわれは12月の時点ではピーク、800かな、900かな。そのぐらいまで日の感染者、大阪でも800、900まで、感染者数が増えました。それを緊急事態で皆さんに行動自粛をお願いをし、年末、初詣もやめてくれ、クリスマスもちょっと我慢してほしいということで、50まで下げたわけで。50で解除しなかったらもう0を目指すということになってしまいます。0はあり得ないんで、これは。 ですから何度も言ってるように国の各ステージの数字、それから大阪の、大阪モデルの赤信号、黄色信号、緑の信号と。この範囲の中へ入ったときに専門家の皆さんに判断を、知見をもって判断していただいて、それを考慮してやっぱり解除するかどうかは決めるべきだと思います。 毎日新聞:ごめんなさい、最後に。逆にその解除基準が変わらなかったとしても、もし立ち上がってきてしまったときにブレーキの、早めに掛けるですとか、あるいは医療体制のほうを拡充しておけば対応できるかなっていう、そういうお考えもあるかなと思うんですけど、そこら辺についてはいかがですか、今のところ。 松井:医療体制の拡充といわれても、これもう有限な、施設も有限、マンパワーも有限です。だから今、まさにオーバーフローする中で、これはコロナ用の重症、中等症を増やしていってもますけど、その分それ以外の疾患の治療を延期してる状況です。ですから医療体制というのはこの第、今、4波といわれるんであれば、4波の体制以上のものを短期間につくるということは非常に困難だと思ってます。 司会:次の質問お受けします。横田さん。