「市長の後継指名はしない」大阪・松井市長会見8月25日(全文2完)
市長選候補の党内予備選でも誰かを応援するのか
日本経済新聞:すいません、日本経済新聞の古田です。ちょっと先のお話になるんですけども、代表選が終わると予備選が予定されてると思うんですが、予備選も松井市長の後任を決めると、維新の中でですけど、そういう選挙になると思うんですが、ここで代表、今回みたいに馬場さんを応援したみたいに、どなたかを応援するような意向があれば教えてください。 松井:それは意向はありません。これは党内の選挙じゃないし、党員の意識と、特別党員の意識と、それから世論調査とか、そういうものを複合的に判断して、今の大阪維新の執行部が最終的には候補者を決めるということですから、これは吉村さんが代表だし、横山さんが幹事長なんで、そこらが判断をしていくことだと思うし。言ってるように市長の後継指名はしないというふうに言ってますし、そんな中で維新の会の誰かが手を挙げることになるんでしょうけど、その中で僕が誰ということになると事実上の後継指名になってしまうから、そういうことはやりません。 日本経済新聞:予備選に関しても党内の選挙、一応党内の選挙だと思うんですけども、その先にあるのがやっぱり市長選挙ということで、公の選挙だから後任指名というか、応援はしないと、そういう認識でしょうか。 松井:うん、そういうことです。 大阪日日新聞:ほかにありますでしょうか。朝日新聞さん。
市長選候補選びでは世論調査も必ず行うのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞の寺澤です。今の予備選のお話なんですけれども、これは党員、特別党員だけじゃなくて世論調査もなんらかの方法では必ずやるという理解でよろしいでしょうか。 松井:うん、参考にはしますよ、それは。 朝日新聞:参考にはする。手法についてはまだ検討されてると。 松井:それは横山幹事長と吉村代表で今、手法については検討してると思います。 朝日新聞:じゃあ代表選みたいに党員と特別党員だけで、もう選挙で決めるっていうことはしないっていうことなんですか。 松井:これ、大阪市内の特別党員と。あとで、そののちに市民全体の有権者の選挙というのが本番あるわけだから、やはり党員だけでやるとちょっと、なんて言うかな、偏った、そういう結果が出るかもしれないんで、やっぱり広く世論調査っていうのは参考には。世論調査が全てじゃないですよ。参考にはしていくべきだと思います。やっぱり世の中、誰に期待してるっていうかね。そういうことをやっぱり党として判断材料の1つとして参考にしていくんは、戦略的にこれはありだなというふうに思ってます。 朝日新聞:分かりました。ありがとうございます。 大阪日日新聞:ほかにありますでしょうか。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪・松井市長会見8月25日