トリエンナーレ訴訟「傷つけられる人の自由はどうなるのか」名古屋・河村市長会見12月19日(全文2)
反日展示を税金で主催するのは認められるのか
わしは、何遍も言いますけど、ロサンゼルスでガイドやっとる日本人の、20年か30年かな、やっとる人に怒られましたから、本当に。市でやるとは何事かいって。私たちは強制連行というのはしてないんだと、慰安婦の問題でね。だでアメリカで頑張って、みんな署名運動もやって、アメリカで、裁判で負けちゃったけど、グレンデール市だったか。そういうことをやって頑張っとんのに、市でやるとは何事。それ全然違うでしょう、個人がやるのと。怒られましたよ、本当に。 だけど考えてちょう、本当に。自由はええんだけど、自由いうのは相手の、自由の相互承認といいますけど、自由で傷つけられる人の自由はどうなるんですかね。本当に。ひでえ傷つけられたと思いますよ。名古屋市がやっちゃった。愛知県がやっちゃった。日本国もやったに近いですけど。反日。反日展示を税金で主催してやるいうて認められるんですか、本当に。わしもよう分からん。俺がおかしいかね。本当に。 記者:ほかに市政一般でありますか。 河村:フランスでもその話ちょっとしてきましたけどね。言うと、なかなかうっとうしいだろうけど。税金と公的主催だいったら、いや、いって。それはやらないよねいって。と言ってました。誰とはちょっとやめときますわ。いかんで。
旧国宝を復元するという意欲を示しているのか
記者:中日の菊谷です。今年の漢字にちょっと戻りますけども、旧って書かれた、これ、タイミング的にはフランス行かれる前に書かれたんですか。 河村:はい。 記者:あらためて旧国宝を復元するという意欲を示されてるということですか。 河村:そうですね、大きいのはね。ただ、旧統一教会にもかんどりますし。要はある意味、夢だとか希望とか、そういうのばっかじゃ面白くないでしょう。 記者:市長、旧統一教会は市政と絡めるとどういう点が。もちろん全国ニュースではかなりトップニュースになると思うんですけどね、今年のね。市政と絡めると、どういうご所感ですか。 河村:議長からなんの返事もないですけど。この間、あれから聞かれたかな。だで、今出すように準備しておりますけど、再度ね。要するに名古屋市で、某ホテルで大きな集会がありましたし、セントレアの横でも大集会がありまして、そこにいろいろ関係者がご出席等されておるというふうに伺っておりますんで、ちゃんと自分で説明責任果たしてもらわないかんわ、本当に。国がやっとるじゃないですか。本当かうそか分からんけどと言ってはいかんけど、熱心にはやっとられますよ。だから市の、県でもそうですけど。 記者:確かに隣の一宮市議会とかも自主検査で一応やってたりするような報道もありますよね。それはだから今、市議会に質問を投げ掛けても結局、なしのつぶてというところの不満というか、そういうことかなと。 河村:それはあります。それはありますよ。それは、なんで名古屋の近くでこんなでかいイベントが2つあったのかね。なんでだね、あれ。なんかあるんかね。だからそういうことになってくると、市民の方なんかでも苦しんでおられる方が結構みえるんじゃないの? 前言ったと思いますけど、中村区のある医者からは聞いてますから、相談あるよいって。これは精神科の方ですけど。 記者:分かりました。 記者:ありがとうございます。ほかに質問ありますか。それでは、これで市長定例会見を終了します。ありがとうございました。 河村:すいません。 記者:じゃあ第2部を始めます。各社さん、質問ありましたらお願いします。 【書き起こし】名古屋・河村市長会見12月19日 全文3へ続く