ミャンマーで拘束 ジャーナリストの北角さんが会見(全文2完)虚偽の調書が作成されていた
著名なジャーナリストとはどういう人たちのことか
司会:(英語) 北角:はい、もちろんです。 司会:大丈夫ですか。 北角:はい。 司会:オーケー、グレイト。オーケー、神保さん。 ビデオニュース・ドットコム:(英語)。ビデオニュースの神保です。北角さん、どうもお帰りなさい。先ほど北角さんが、自分はVIP用の部屋にいたというお話をされて、そこには芸能人とか著名な記者とかが、ジャーナリストとかがいたというお話でした。それから一方で、普通の政治犯たちは拷問を受けたり、厳しい環境下に置かれていたっていう話もされたんですが、北角さんのご存じの範囲で、ほかの、北角さん以外の外国人ジャーナリストで、先ほどVIP施設にいた著名なジャーナリストっていうのはちょっと別にして、できれば著名なジャーナリストってどういう人たちのことを言っているのかぜひちょっと知りたいなと思ったんですけれども、でも外国人ジャーナリストは皆、そこのVIP施設に収容されていたのか、あるいはやはり非常に特別な有名なジャーナリストとか、あるいは、北角さんが日本人ジャーナリストだったからそのような待遇を受けていたのであって、ほかの外国人ジャーナリストはそうではないような待遇を受けた人たちもいたのかどうかということがもし分かれば教えていただきたいのが1点と。 手元にあればなんですけども、コーヒーと鳥の羽で書いたメモをもしお持ちだったら、ちょこっとそんなものを見てみたいなというふうに、もしお持ちだったらでいいんですけれども、見せていただければと思います。すいません。 通訳:じゃあお願いします。
アメリカ国籍を持つメディア経営者がいた
北角:まず一緒にいた政治犯の中に、ミャンマー人なんですが、アメリカ国籍を持つメディアのオーナーがいました。ちょっと名前は避けますけれども、アメリカ国籍を持つメディア経営者がいました。そのほか、ジャーナリスト兼作家、たくさんの、40冊ぐらいの本を書いている方だったりですとか、そういった方もいました。また、外国人という点で言いますと、私と違うエリアではあったんですけれども、オーストラリア人のミャンマー政府のアドバイザーがいまして、その方とも会ったことがあります。その人は私の区画とは違う区画なんですけれども、事務所に私が用があって行ったときに、そこでちょっと話をしました。その人も違うエリアではあったんですけれども、おそらくVIP待遇だったと思います。そのほか。 通訳:じゃあそこまで、いったん通訳を、すいません。 司会:はい、どうぞ。 北角:すいません、2つ目の質問をもう一度お願いします。 通訳:コーヒーでのメモのほうがもしあればという。 ビデオニュース・ドットコム:すいません。その前に、今のちょっとフォローアップで。じゃあ外国人ジャーナリストは総じてVIP待遇を受けたといふうに理解していいものなのか、それとも、例えば西側諸国や日本のジャーナリストは特別待遇だったという理解なのか。もしその全体をご存じだったらば、お願いしたいんですけれども、今のお話で。 通訳:すいません、ちょっと質問だけ先に通訳させていただきます。すいません。 司会:はい、どうぞ。 北角:もともと収監されている政治犯の中に外国人がそんなに多くありませんが、少なくともジャーナリスト、もしくはメディア関係者の外国人についてはVIPのエリアにいたと思います。そのほか、一般の受刑者で、例えばアフリカ系の外国人がいたりするのですけれども、それは、特別扱いはされていませんでした。