大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文1)大阪産ワクチン、月末に治験
26日ぶりに感染者3人。これをどう見るか
朝日放送テレビ:また、きのう感染者3人、26日ぶりに出てますけども、これについてはどういうふうに見られていますでしょうか。 吉村:今、保健所のほうでその3名についての、いわゆる疫学調査、クラスター調査というものをやっているところです。もちろんこれは、ウイルスはゼロにはなっていないので、大阪ではこれからも出てくると思います。今回、きのうの3名でいくと、その2日前に判明した方と同じ飲食店を利用してたという、友人ではないけど同じ飲食店を利用してたっていうのもちょっと聞いてますので、そういった疫学調査をして、その周りの関係者の方を、どんどんお知らせをして、検査をして、囲い込むということを、もうこれは常にやり続けるしかないんじゃないのかなというふうに思っています。 なので、専門家会議でも出ましたけど、クラスター対策というのがものすごく有効だということが分かってますから、これから陽性者も3人、5人、10人と、これは出てくると思いますが、その都度クラスター対策で、次の波にならないように抑え込むということをやっていきたいと思います。 だからそれが5人、10人となったときに、じゃあやっぱりこれは危険だから、もう皆さん外出自粛してくださいとか、そうならないで済むようにきちんとしたクラスター対策と検査の充実というのはやっていきたいと思います。それからもっと言えば、今月中にまとめますけど、大阪府におけるコロナの戦略ですね。第2波に備えた戦略というのを今まとめている最中ですから、そこできっちり方向性を示していきたいなと思います。 だから府民の皆さんにもやっぱりきちんとお伝えしなきゃいけないのが、ウイルスはゼロにはなってないから、これからも感染者は出ますということ。これはきちんとお伝えしなきゃいけないと思ってます。その中で危険として許容できない感染というのはどうなのかっていうのをきちんと大阪府で定義していきたいと思います。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見6月17日 全文2に続く