大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文3完)医療キャパ超過する状況が第2波
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「ワクチン開発、オール大阪で取り組んでいる」(2020年6月17日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「ワクチン開発、オール大阪で取り組んでいる」 ◇ ◇
iPS細胞研とのすみ分けはどうする
読売テレビ:読売テレビ、児玉です。ワクチンの研究に関してなんですけれども、先週、iPS細胞を研究してる山中教授、あと市大、京大との連携の中で、締結の発表の中で、山中先生本人もワクチンの開発などをしていきたいという話もされていましたが、今回発表のあったワクチンとのすみ分けだとか連携だとか、iPS細胞研究所のほうでつくっていくワクチンがどういう、今後、展望なのかとか、考えられてることがあれば教えてください。 吉村:ワクチン開発についてはやっぱりそれぞれの研究者、開発者がいらっしゃいますので、それぞれの研究者、開発者を支えていくというのが重要だろうと思っています。そこの学術的な横のつながりっていうのはちょっと僕も詳細までは分からないですけども、基本的にはそれぞれの研究者、開発者がどんどん自分たちの手段によって進めてるというのが日本の現状でもあり、世界の現状でもあるだろうと思ってます。その中で有効なワクチンがどこでつくられていくのか、いろんな開発者がいるわけですけども、いかに早く、いかに有効性のあるワクチンをつくれるかということを、それぞれの製造者っていうか、開発者が切磋琢磨してるということなんだろうと思ってます。 先日の、山中教授と協定を結ばさせていただきました。その中では、まず1つはやっぱり検査能力の拡大っていうのは1つ、一番大きなテーマでして。検査能力を、あれによって1日600件増加させることができます。フルで回せば1000件回すことができる大型の高性能の自動機器を山中教授から対応いただいて本当に感謝しています。なので、大阪は1日3500件の検査能力を目指してますけども、それに近づいてきたと。2000件はできるようになったという状況です。あとは検査の質を高めるということを一番大きな、重きを置いています。それと抗体検査です。 もう1つは、やっぱり山中教授もiPSを使ってワクチンの研究をしたいということなので、その研究に資することができればいいなというふうに思っていますが、具体的にじゃあそのワクチンが、何か開発のめどが今ありますかというと、現状いつまでにこういうふうに治験をしてとかという状況ではないだろうと思っています。 読売テレビ:ありがとうございます。