大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文1)大阪産ワクチン、月末に治験
あさって他都府県への移動が可能に。受け止めを
朝日放送テレビ:すいません、朝日放送の中村と申します。あさってで県境をまたいだ移動というのが可能になりますが、その受け止めをお願いできますでしょうか。 吉村:あさってから県境をまたいだ移動が、これは国の方針ですけど、そういう制約がなくなると。観光においても県外の観光も徐々に開始をしていってもいいというような、これも国の判断です。この間、やはりコロナの影響で、どうしても社会経済活動っていうのが大きく抑えて、そしてそれの非常に副作用というか、犠牲というか、それが非常に多く出てきているところです。また、ただ、そういった皆さんのご協力もあって、大きな新型コロナの第2波の波は、第2波というか、ヨーロッパから入ってきた3月、4月、5月の波は抑えることができたと思ってます。 これからはやはりウイルスを抑えながら、ウイルスと共存する道というのをやっぱり歩んでいかなきゃいけないと思ってます。なので、あさってからさまざまな県外の移動というのが、ある意味、自由ということになりますが、ウイルスはゼロではないので、感染症対策を取っていただいた上で、やはり社会経済活動を戻していきましょうということを、ぜひ、皆さんにも訴えていきたいなと思います。 その皮切りとしまして、あさって6月19日から大阪いらっしゃいキャンペーンというのを実施いたします。これは昨日発表しましたとおりです。大阪の皆さん、それから関西の皆さんに、大阪にぜひ起こしいただいて、ホテルとか旅館に泊まっていただこうと。泊まっていただいた場合には1人2500円のキャッシュバックをして、またそれをいろんなお買い物とか飲食で使っていただこうということを開始いたします。 それで全てが賄えるとは思っていませんが、そういったことをやりながら、徐々に、これから社会経済活動っていうのを戻していこうよ、感染症もあるけれども、やっぱりそっちも戻していこうよっていうふうになるように、徐々に徐々に広げていきたいと思っています。