明治用水「仮設工事で水の需要期に間に合う」愛知県・大村知事が会見6月6日(全文1)
エコシステム先進地5カ国との共同事業を順次実施
2018年10月に策定した「Startup戦略」に基づいて、本県産業の成長を拡大させるスタートアップ・エコシステムの形成に向けて取り組んでおります。海外連携をそれぞれさせていただいて、今、フランス、アメリカ、シンガポール、中国、イスラエルといったエコシステム先進地5カ国との共同事業を順次実施しておりまして、今日はシンガポールであります。記者発表資料の1ページにその概要を書かせていただいている。1ページの参考1にシンガポール国立大学の状況を記載いたしております。 イギリスの大学の評価機関によると、しばらくアジアナンバーワンでありましたが、今はアジア3番目ということですかね。ということでございまして。ということです。このNUSでは、2002年にNUS Enterpriseを設立し、スタートアップ支援に取り組んでおります。このNUS Enterpriseは、発表資料2ページに写真を掲載いたしております。インキュベーション施設のBLOCK71の運営などを通じて、シリコンバレーをはじめ、世界各地でグローバルに活躍する企業家4000人以上を育成している先進的なスタートアップの支援機関でございます。参考の2には本県と海外の支援機関との連携状況を記載しております。 記者発表資料の3ページはNUSとのこれまでの経緯でございます。2016年9月に私がNUSのリー・クアンユー公共政策大学院で大学院生向けに講演をいたしました。その際、タン・チョー・チュアン総長と面談をし、交流が始まったということでございます。そして2017年の8月にはタン総長と再度面談をし、覚書の締結に向けて協議を進めることを合意し、翌2018年8月に科学技術分野における包括的な連携協力の推進を目的に覚書を締結いたしました。そして2019年9月に訪問した際にスタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書を締結し、包括的な協定、それからスタートアップの支援に関する協定と、こういうふうに毎年毎年結び、2020年度から本県のスタートアップ・エコシステムのグローバル連携を促進するプログラムを展開しております。このプログラムの事業概要につきましては記者発表資料4ページから6ページに記載をいたしております。