愛知県・大村知事が定例会見6月7日(全文1)中部空港などで自動運転の実証実験
名古屋市内の鶴舞周辺が最初
これまでは東京、京都で実証実験をし、そしてシンガポールでの商用運行を実施しているということでございます。ということで、これが来るのが楽しみでございます。具体的には今後、実証実験の内容を発表する中であらためて紹介をさせていただきます。 今後のスケジュールですが、これから地域の関係者、それから国交省、愛知県警などと調整を行いますが、なのでスケジュール、これからですが、まずはこのうちの3つ目の、この都心モデルである名古屋市内の鶴舞周辺。これを一番最初にやるということでありまして。要は3カ月やりますので、3カ月やるということなので、まずはこれを急ぎまして、まずは協議が整えば8月ごろを皮切りに実証実験を開始したいというふうに思っております。そして3カ月の運行を行って実績を積み重ねる。そして分析をするということでございます。他の2カ所はそのあとということでございまして、引き続き詰めていきたいというふうに思っております。 これ、自動運転の社会実装、自動運転実証実験を2016年度からやってきたということですが、実際の自動運転の実験にしたら2014年度、最初は知多半島道路でやり、次は守山区の一般公道でやり、そしてこの実証実験ということで2016年度からやってきているということで、延々と、2014から4、5、6、7、8、9、10、11と、これで8年目ということになりますね。ということで引き続きやっていきたいというふうに思っております。
2ルートを1カ所の遠隔席から管理
今年度は公道と閉鎖空間の2つの走行ルートを1カ所の遠隔席から管理することで実際の運行モデルに近づけていく。また、遠隔監視はAIを活用した映像解析、路側センサーなどの新しい技術を導入して省人化と安全・安心な運行の両立を図るということでございました。これが中部空港モデルということで、昨年度は1つの走行ルートで1カ所の遠隔席からの管理ですが、今回は1カ所で2台を同時に運行するということでやっていければというふうに思っております。 なお、交通対策課においてMaaSの実証実験を今年度やりますが、それも、これは名古屋東部丘陵地域ということなんで、このモリコロパークの実証実験と重なりますと、それが連携をしてやっていくということで、公園西駅から西口へ行くリニモと自動運転タクシーとの接続、そこをMaaSの実証実験で一緒に連携、絡めてやっていければというふうに思っております。ちょっと長くなりましたが、大変中身が濃い内容でありましたので少し詳細にお話をさせていただきました。というのがまず第1点でございます。 引き続きコロナの状況について、感染状況について、今日の発生状況はまた午後、いつもの時間に申し上げますが、きのうまでといいますか、今朝までの時点のものを、状況を申し上げます。まず1つ目が70歳台以上の方の割合でありますが、これが11.3%。だんだん増えてきております。それと感染経路不明の方の割合は46.8%。これは第4波ね。これはほぼ同じと。それから重症、中等症の方の割合でありますが、8.6%。少し数字が増えてきているか、ほぼ最近は変わっていないということであります。 それから検査件数ですが、5月30日、日曜日まで入りまして、やはり平日と土日はだいぶ違うということでございます。それから最後に入院状況でありますが、入院状況は金曜日以降3日間、937人であったのが935人ということで、基本、若干減ったということでありますが、ほぼほぼ、新規陽性者はぐっと減ってきておりまして、きのうが169人ということでございますが、入院患者さんはやはりなかなか減っていかないという状況であります。 そして重症者の方も、なかなかこれも減っていかないということで、先週の6月2日の水曜日、3日の木曜日の発表段階、95人だったものがぐっと週末にかけて減りましたが、ほぼこの土日は横ばいでありまして今83人。95人でしたね、6月2日が95人だったのが83人ということにはなっておりますが、やはりなかなか減っていかないということでございます。