愛知県・大村知事が定例会見6月7日(全文1)中部空港などで自動運転の実証実験
自動運転車を利用してスムーズに送客
そして続いて真ん中の、2つ目のショーケースモデル。文章のほうに戻っていただきますが。次は集客施設でね。真ん中の集客施設モデル。集客施設モデルの長久手市ではモリコロパークで「リニモ駅から園内目的地へのシームレスな移動」をテーマとして、リニモ公園西駅から公園西口を経由して、公園北側に位置する地球市民交流センター方面へ複数台の自動運転車を利用してスムーズな送客を行うということです。とりわけ園内においては、運行管制システムにより3台のカートを利用し、利用需要に応じて走行ルート、運行ダイヤ、配車台数を自動設定して運行するということでございます。 この真ん中に書いてありますように、この表ですね。モリコロパークにおいて、リニモ公園西駅から公園西口駐車場、これは公道ですね。それから西エントランス広場から地球市民交流センター方面、これは公園内。公園内ということです。「リニモ駅から園内目的地へのシームレスな移動」を行うということでございまして。特に、この特徴というところですが、園内のカート3台について、利用需要に応じて複数の走行ルート、走行ダイヤ、配車台数を自動設定する運行管制システムを導入する。運行管制システムを導入するというところがポイントということですね。ということでございます。ちなみにこの利用としては、公道は1台、園内は3台のカートということで自動運転車を利用したシームレスな送客を行うということでございます。
需要に応じてルート、ダイヤ、台数を自動設定
引き続きは、この名鉄バス、それから日本信号、それから愛知製鋼は磁気マーカを提供すると。次のシーキューブというのは、これは磁気マーカの敷設工事の実施ということで、これは名古屋に本社を置くNTTの通信設備工事の設計、施工、保守等を行う企業。NTTの関連企業さんということですね。ということでございます。これがまず1つ目の常滑の中部空港のショーケースでの実証実験。 そして次に、イ、集客施設での実証実験。これはモリコロパークで行うものですね。これもNTTドコモさんに事業委託をして6社ということです。NTTドコモ、アイサンテクノロジー、ティアフォー、岡谷鋼機、損保ジャパンさんがそれぞれこの役割を担っていただきますが、今年新たに三菱電機さんが入っていただいて、三菱電機さんは先ほど申し上げた運行管制システムを提供すると。利用需要に応じて、複数の走行ルート、運行ダイヤ、配車台数を自動設定するシステムということでございます。これが2つ目。 そして3つ目が都心でございます。これはまったく新しい会社でありまして、WILLER株式会社に事業委託をいたします。下にある6社1大学の共同企業体ということで、コンソーシアムですね。WILLERという会社は、これはここにありますように、WILLERという会社は大阪本社の交通事業者で、いわゆる高速バス、東名で高速バスを運行している会社で、高速バスでは売り上げ、業界第2位という会社でございます。で、WILLERという会社は自動運転について東京都と京都府で実証実験を行い、また、シンガポールでの商用運行の実績があるという、こういったものに取り組んでいる会社でありますね。WILLER EXPRESSというのは、これはその関連会社ですね。自動運転バスを運行するということでございます。 そしてその次、同じく名鉄バスさんが入り、そしてST Engineeringさんというのは、これはシンガポール国営の総合化学企業。シンガポール国内で自動運転バスの商業運行サービスを実施。これはだからWILLERと組んでやっているということですね。これは、ST Engineeringさんは技術面のサポートをしていただくということです。それからBOLDLY。BOLDLYというのは、これは3Dマップの作成、車両設定、自動運転オペレータートレーニングということで。これは、旧社名はSBドライブ。ソフトバンクですね。SBドライブということで3Dマップの作成を行うと。ですからWILLERとソフトバンクの連合体と言ってもいいかもしれませんね。ということでございます。