大阪府・吉村知事が定例会見2月9日(全文1)入院者全体の約7割が70代以上
大阪府の吉村洋文知事は9日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「岸田総理と会談、国の支援で臨時医療施設を設置」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月9日)」に対応しております。 【動画】「岸田総理と会談、国の支援で臨時医療施設を設置」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月9日) ◇ ◇
先ほど岸田総理と会談
司会:ご無沙汰しております。それでは会見を始めさせていただきます。今日は、すみません、公務の都合によりまして急遽時間をずらさせていただきました。幹事社さんと調整しまして、どうもありがとうございます。すみませんでした。それでは定例会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:定例の記者会見の時間がずれた理由でもあるんですけれども、本日、先ほど岸田総理と会談をいたしました。岸田総理と会談した中身ですけれども、新型コロナウイルス対策についてです。大阪の現状をお伝えするとともに、国から臨時の医療施設をつくろうということで、国から医療従事者の派遣を、応援をいただきまして、大阪府において臨時の医療施設を国の協力の下、設置をいたします。 中身ですけれども、大阪府が今、宿泊療養施設として運用しています、まずホテルの1棟、150室あるホテルですけれども、ここについて国から医療従事者の派遣応援をいただきまして、ここを臨時の医療施設として設置いたします。お医者さん、看護師さん等が24時間体制で応援をいただけるということになりましたので、この臨時の医療施設において、今後、今、病床が非常に窮迫しておりますけれども、特に高齢者の陽性者、高齢者の入院者が非常に多いという中で、病院で入院治療を一定終えて、そして症状が安定した方、軽快した方をこういった臨時の医療施設で受け入れるということをしていきたいと思います。
ソトロビマブの柔軟な対応が可能になるように
また軽症、中等症、非常に逼迫する中で、この臨時の医療施設に、まず入って治療を受けようということが適切だと判断した場合には、そちらのほうに入所もしていただくと。非常に医療機能の高い臨時の医療施設ができるというふうに思っていますので、それを国と協力の下で進めていきたいと考えています。 また大阪府の大規模医療・療養センター200床、中等症分ですけれども、これはすでに準備を進めておりまして、来週にはもう動かしていくという予定を進めています。そこに対しても医療従事者の派遣を、応援をいただけるということですので、医療機能が強化するというように思っています。ここの200床もそういった意味で、医療機能が強化されるというふうに思っています。 併せまして、私から岸田総理に要望した中身です。記者の皆さんには冒頭の、入っていただきました、僕が今お話ししたのはその冒頭の話です。総理と、そのあとマスコミクローズで話した中身ですけれども。これはそもそも言ってもええのかなという問題があるので。え、そうなの? 僕からは、この高齢者施設における、特に点滴治療薬ですね、ソトロビマブについての柔軟な対応が可能になるようにというお願いをいたしました。総理のほうからも、これは協力して自治体の意見、現場の意見を聞いて、できる限り対応していきたいというお答えでした。以上です。 本日の会見の中身ですけれども、まず新型コロナウイルスの今の感染の状況です。本日の陽性者につきましては約1万5200人です。詳細な数字が入れば、またこの会見中にでも報告をいたします。 現状の新規陽性者の推移です。大阪市の積み残し分につきましては、発生届の届け出日に合わせて修正をした、修正後のものが今のこの陽性者の推移の表になっている部分です。これを見ましても、右肩上がりになってきていまして、そして感染の倍加速度そのものは少し下がりつつあるのかなというところがありますが、まだ増加しているという傾向です。 これが1週間ごとに見た数字です。先ほど申し上げたとおり、当初、非常に右肩に、高い、8倍、5倍というときもありましたが、直近では1.16倍になっています。その前は1.7倍という状況です。きのう、尾身会長が国会の場か記者発表の場でおっしゃっていましたけれども、国会の場だったと思いますけれども、感染がまだピークは迎えていないだろうと。そして、いわゆる急激にピークアウトするというよりは、富士山のような状況になるんじゃないかというようなお話もされていました。