地下鉄出身! 中央線快速電車のレア車両 209系1000番台
中央快速線、レア車両の正体とは?
東小金井駅に進入する209系1000番台「トタ82編成」の快速東京行き(2019年5月27日、柴田東吾撮影)。
中央線快速電車を走る珍しい車両の正体は209系1000番台という電車で、中央線快速電車では2019(平成31)年3月のダイヤ改正から使用されています。登場当初は、現在の東京メトロ千代田線に乗り入れる車両として常磐緩行線などで使用されていましたが、中央線快速電車の転用されたのです。 209系と言えば、JR東日本で大量生産された車両として有名です。現在では千葉県下の総武本線・外房線・内房線などの房総地区に転用されたほか、伊豆急行に譲渡されたことでも知られています。209系1000番台は1999(平成11)年に登場した車両で、常磐緩行線・東京メトロ千代田線の輸送力増強用として作られました。2編成20両のみの存在で、209系のなかでも希少な車両なのです。
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柴田東吾(鉄道趣味ライター)