大阪市・松井市長が定例会見11月2日(全文2)来年の参院選時に国民投票も行うべき
総合区を公明党に働き掛ける好機では?
でもやっぱり、なんて言うかな。そういう時間の中というか、そういう経過の中でお互いに譲り合うところとか、そういうこともこの2年半の間に配慮をしてきたわけですよ。向こうも配慮してくれたのでね、やっぱり。だからわれわれも配慮した。でも、そうであっても、これはやっぱり与野党が分かれてるし、政党別々なので、選挙というものについてはきちっと選択肢を示すという必要性は、僕は感じています。 読売新聞:あと総合区の話なんですけど、端的にお伺いすると、今また、松井代表が進めたと思ってらっしゃる総合区を公明党さんに働き掛ける好機じゃないかなというふうに思うんですけど、お考えいかがでしょうか。 松井:それ、また総合区を働き掛けて選挙の配慮と取引せえって言うわけ? 君。 読売新聞:いや、せえとは言ってない。 松井:そういう雰囲気で。 読売新聞:可能性もあるかなと。 松井:いや、これはやっぱりでも、公明党さんは自ら作った案なんだから、本来、公明党さんが積極的に総合区を僕に対してやれという、そういうふうな要請をして、公明党さんの案なんだから。だからそういうふうな要請を僕は受けたいと思いますね、するべきだと思うけどね、公明党さん。だからやっぱりそこは、なかなかそこまでの熱量が感じない中で、こちら側から何かまたそれと政局を絡めるということは今考えていません。
維新の党代表の大変さとは?
読売新聞:分かりました。ちょっと公明党さんのお話から離れて、きのう松井代表がテレビに出られてる中の発言で、新陳代謝をするっていう政党の党首あんまりいないってテレビ局側の人から言われて、政党の党首ってやりたいですかねって松井さんが逆におっしゃってて、一度経験してもらったらいいと。維新の会の代表っていうのは本当にもう大変なんだっていうことをおっしゃりたかったと思うんですけど、維新の党が大変っていうのはどういう意味を込めておっしゃったんでしょう。維新の党の代表っていうのは本当に大変だというような発言をされた。 松井:いや、なんて言うか、何も優遇はないもん、代表だからって。いつも一番自分が先頭で、なんて言うの、戦いに挑む。だからそういうベンチャー政党だから、橋下さんのときも僕のときも、この10年間、どの選挙でも、今年でも、地元の市会議員選挙でも先頭で街頭でやってるわけだから。これも橋下さんが決めたルールで、党代表だからって何か、なんて言うかな、飛行機、ファーストクラスを優遇されるわけでもなんでもないのでね。 だからそれは、最近はもう選挙の経費は出してもらうよ。最初みんな自腹でやってたから。泊まり賃も電車代も、橋下さんとか僕らやったとき。だからそれずっとやってきて、それは個人的なそういう利益とかなんにもないし。やっぱりだんだん10年、年取ってきたら疲れもあるんよ、当たり前やけど。やりたいっていう、なかなかいないんじゃないかなと思います。 読売新聞:分かりました。ありがとうございます。