日本維新の会・松井代表「さっそく法案を提出し実現すべく死力を尽くす」
第49回衆院選は31日、投開票が行われ、日本維新の会は公示前の11議席から大幅に議席を伸ばす勢いだと報じられている。松井一郎代表ら幹部は同日夜に大阪市内のホテルで記者会見を行い、松井代表は「国会議員団が人数を増やしていただいたわけですから、国会においても実績を積み上げるべく、きょうからがスタートだと思いますので、国会議員団、心して活動していただきたいと思います」と述べた。 【映像】維新・開票センターの様子(2021年10月31日)
松井代表は「我々は今回の選挙は衆院においての議席を増やしていただいた。しかしながら94人の半分以上の方が落選しているわけですから、この結果を検証しながら国政において、我々の提案、我々の思う日本づくりのために一役を担えれば」と話した。
議席を大幅に伸ばすとの予測については「単独で法律を出せるお力をいただいたので約束通り、まずは政治家の身分に対して、国民のみなさんが厳しい環境の中で選挙に通った政治家だけが優遇厚遇されているという、納税者が納得できない部分、国民のみなさんからかけ離れた身分保障についてさっそく法案を提出し、これを実現すべく死力を尽くしていきたい」と意気込みを述べた。
今回の選挙戦の分析については「やはり我々は改革、成長、分配これを全面に押し出して公約と掲げて戦ってまいりました。結果はまさに自公で過半数なので、岸田総理の言われた方向が支持が高かったと思いますが、今回の選挙において、この日本に構造改革が必要だと言い続けてきた、そのことについて賛同いただける方が、一定数我々の議席増につながったんだろう」と話した。
吉村洋文副代表は「大きなことをやっているわけではないかもしれませんが、大阪において改革の実績を積み上げてきたこと、約束したことは実行するという姿勢、これが評価されたんだと思っています」と述べた。 また「そういった意味では既存の旧来の政党になるんではなくて、これからも挑戦する政党、改革する政党になるんだと前へ進んでいく、多くの方にご支援いただく、しっかりとそこは国会議員団を中心にぶれずに前に進んでいきたいと思います」と続けた。