大阪市・松井市長が定例会見11月2日(全文2)来年の参院選時に国民投票も行うべき
新型コロナの扱いの議論をどう進めるべきか
NHK:NHKの西澤です。新型コロナに関する話なんですけれども、今、2類相当の扱いになっているものの、インフルエンザ並みの扱いにするかどうかとか、その辺りの議論というのはどういうふうに始めていくべきだとお考えでしょうか。 松井:まず新型コロナにおいて一番重要なのは、お亡くなりになるような状況をつくり出さないことと。それからやっぱり重症者を抑えることだと思います。だから2つの治療法が確立できればインフルエンザ並みになるわけですから、今の2類相当をインフルエンザと同等に見直すということはありうる話だと思います。だからインフルエンザと今何が違うかというと、ワクチンはできました。あとカクテル療法という形がはっきり効果見えてきて、あとは経口薬ですよね。飲み薬がまだできていないと。こういうものの進み具合の中で感染症分類の見直しはやっていくべきだとは思います。
昨日の吉村副代表のテレビでの発言をどう思うか
読売新聞:読売新聞の【タナカ 00:29:02】です。昨日、吉村副代表がテレビに出られて、府内の衆院選の公明党が候補者を出している4選挙区について言及があったんですけど、新しい代表の、例えば選択肢を有権者に示すべきなんじゃないかという発言がありましたけど、まずこれについて現代表の松井代表はどう思われますでしょうか。 松井:吉村さんも血気盛んやなと思いますね。今すぐ公明党さんに宣戦布告する必要はないんじゃないかなと思ってますし、やっぱりこれは府議会、市議会という審議いただく議会の中で、公明党さんというのはこれまで、ある意味、前向きに議会としての対応を府議会でも市議会でもやってきてくれてるわけで、今、選挙後、即、戦うにも戦う理屈というのが要るわけでね。大義が要るんですよ、なんでも。でも今、戦う大義としてそこまで熟してきてるかなというのが僕の考え方です。 ただ、今回の選挙見てて、ちょっとやっぱり白票が、公明党さんと共産党さん、3区、それから5区、6区、白票の数が多過ぎて、やっぱり有権者は選択肢がないという、そういう声を受け止めるのも、われわれ政治家の役割かなと思いますね。だから16なんかはやっぱり選択肢として立憲がなり得てるし、やっぱり選挙というのは政策選択なので、選択肢を示していくというのが非常に重要だと、僕もそう思っています。 読売新聞:例えば松井代表、思惑が外れて代表をしばらく続けなきゃいけないことになったとして、衆院選っていうのはいつあるか、次、終わったばかりで、いつあるか分からない状況で、それに向けて新しい選択肢を示す、続けてそういうことをやっていかなきゃいけないこともある可能性もあると思うんですけど、それについていかがでしょう。 松井:それは政党ですから、さまざまな可能性はありますよ。僕は2019年、公明党さんにダブル選挙、統一地方選挙において、本当に徹底的にお互い死力を尽くして戦いました。維新に対して一番否定的で一番攻撃的だったの公明党さんですからね。これはもうネットの社会、どこ見ても、YouTubeだろうが、とにかく僕に対して一番敵意むき出しだったのは土岐さんでしょう、これは。事実ね。だからその中でやっぱり戦ってきて、それで今あるわけだから。