通天閣&太陽の塔・大阪モデル警戒解除の「緑」点灯
通天閣&太陽の塔・大阪モデル警戒解除の「緑」点灯
大阪を代表する観光スポットとして親しまれている通天閣(大阪市浪速区)は25日夜、新型コロナウイルスによる自粛要請などの大阪府独自の指標である「大阪モデル」が警戒解除を示す緑色になったことに合わせ、夜間名物のライトアップを緑色に点灯。また、万博記念公園の太陽の塔(大阪府吹田市)も同じく緑色に点灯した。飲食店に対する営業時間短縮の要請なども同日、府内全域で解除されており、通天閣周辺にある串カツ店など飲食店が多数並ぶ「新世界」の店主らからは喜びの声も聞かれた。 【写真特集】大阪府吹田市の「太陽の塔」も緑ライトアップを行った
府内の感染状況を受け時短要請など解除
大阪府は今月21日に行われた「大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で、府内の感染状況が落ち着いている状況を受け、今月31日までの予定だった府内の飲食店の営業時間短縮などの要請を、前倒しして25日から解除とすることを決定した。 また、大阪府の吉村洋文知事は、同会議で「大阪モデルの基準も(警戒を示す)黄色から(警戒解除を示す)緑色になるという基準を昨日(20日)に満たしました。これは去年の7月以来、1年3か月ぶりです」と話していた。
大阪府のキャラ「もずやん」も笑顔に
それに合わせ、通天閣を運営する「通天閣観光」は大阪府からの依頼を受け、名物のライトアップを緑色に点灯し府民への周知に協力した。 25日午後6時から5分間緑色を点灯させると、雨にもかかわらず見つめていた地元住民らから歓声があがった。通常は大時計を表示している東側のLEDビジョンには、大阪府のキャラクター「もずやん」の笑顔を掲示。もずやんの笑顔は、警戒解除を知らせる表示でもあり、久々の笑顔のもずやんをみて、笑顔をみせる通行人の姿もあった。
通天閣は31日まで緑点灯
同日は午後6時15分からも同11時まで点灯。26日から31日までは日没時から午後11時まで緑色点灯を行う予定となっている。 また、通天閣で「新型コロナワクチン接種奨励キャンペーン」と題し、展望台入場券購入時に新型コロナワクチン接種証明を提示すると、通天閣特製「もうカレー」をプレゼントする企画を12月26日まで行う。