吉川氏「20年ぐらい前の信念の正しさが証明された」JAXA会見6月29日(全文4)
このプロジェクトでやり残したことは
毎日新聞:ありがとうございます。津田さんにあと1つだけ。何かこのプロジェクトでやり残したことはありますか。 津田:やり残したこと。ああ、そうですね。そういう意味では、地球に帰ってきてからあんまりお祝いできてないんですよね、チームメンバーで。コロナ禍になっちゃって。「はやぶさ」1号機のときのことを考えると、帰ってきたあと、もう本当チームメンバー、どんちゃん騒ぎしてたんですよね。もう何回もお祝いしてて。あれを夢見てリエントリーを成功に向けて頑張ってたんですが、全部持っていかれてしまって。実はついこの前、多少はできたんですけれども、でもやっぱりこの成果に釣り合わない、なんて言うか、仲間との成功を分かち合うっていう、これができなかったのが本当心残りですね。これからやりたいとは思っていますけど。 毎日新聞:10年後のお祝いもできるかと思いますので、また。 津田:10年後は絶対やりましょうね。 毎日新聞:ありがとうございました。
拡張ミッションはいつ付の発足になるのか
司会:ありがとうございます。ではここでいったんウェブ、オンライン接続の皆さまのほうに戻りたいと思います。1つ質問入っておりまして、TBSの【ミヤ 01:30:29】さまからご質問いただいています。拡張ミッションはいつ付の発足になるかというのを確認したいということですが。拡張ミッションはいつ付の発足になりますかというご質問です。「はやぶさ2」プロジェクトが6月30日付で解散となるということと。はい、よろしくお願いいたします。 三桝:ご質問ありがとうございます。拡張ミッションプロジェクトは、JAXA内にこれも審査会等がありまして、それを実施して、正式に発足したのは実は2021年の12月という形になっています。12月から宇宙科学研究所の拡張ミッションプロジェクトということで、すでに走り始めているという状況です。以上ですかね。 司会:ありがとうございます。TBS、ミヤさま、よろしいでしょうか。よろしければ次のご質問にいきたいと思います。あ、書き込みありがとうございます。ではオンライン参加の、フリーランスの林さま。津田・三桝宛てのご質問をいただいております。よろしくお願いいたします。 記者1:ライターの林ですけれども聞こえますでしょうか。 司会:はい。大丈夫です。