大神いずみ「女子アナ時代、博多弁の〈ずんだれる〉を堂々と公共放送に乗せた私。〈言い間違え〉の類いを思い出して笑えるのって幸せだ」
◆野球母たちとの会話でもやってしまった… 9月の怒涛の2週連続3連休の最終日。 私の目が霞んでいるのか、日没の時間が早くなって辺りが暗くなってきたのか、人の顔がよく判別できないくらい疲れ果ててぼんやりグラウンドを眺めていた。 そう言えばこの前まで暑いだ足が攣るだの言っていたのに、陽が落ちてくるとすっかり辺りは涼しくなってきた。 薄暮でボールも見えづらい。 目のかすみは自分のエネルギーレベルがガッツリ下がった表れだ。 「今日、夕食なににするぅ?」 (もう作るの絶対無理、どっかで食べて帰るよ…の言い換え) 渋滞がみるみる酷くなる帰りの道路情報を得ながら、母たちの定番質問がまったりと交わされる。 「電気(グラウンドの照明設備)ないよね…。」 一人が誰にともなく話しかけた。ボールがいよいよ見えにくくなっていくからだ。 「もう、ないよぉ元気なんて。あたしゃヨレヨレでご飯なんて作れないよぉ~。」 …は? 電気?元気? 私の答えを不思議な顔で受け取ったあと、ヒャッヒャー!と笑い合う母一同。 噛み合わない会話が笑いを呼んで、おかげでちょっと元気を取り戻した。 さあて、と。 ここからもうひと頑張り渋滞乗り越えて、お家に帰るよー!
大神いずみ
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