大阪市・松井市長が定例会見1月27日(全文1)2月2日に大阪中之島美術館が開館
大阪市の松井一郎市長は27日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月27日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年1月27日) ◇ ◇
2月からさらなる前倒し接種を実施
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:私からはまず新型コロナウイルス感染症についてのお願いです。今日から2月の20日まで、まん延防止等重点措置の期間となります。市民の皆さんにはご不便をお掛けしますが、感染が急拡大していることから、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出、移動の自粛をお願いいたします。また、人の流れを抑制する観点から事業者の皆さまには在宅勤務の活用や休暇取得の促進等により人との接触を低減する取り組みへのご協力をお願いいたします。人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗い等の、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。 次に新型コロナワクチンのさらなる前倒し接種についてお知らせをします。3回目接種計画については11日のワクチン本部会議で公表しましたが、その後通知された国の方針を踏まえ、3月を待たずに2月からさらなる前倒し接種を実施いたします。65歳以上の高齢者の方には接種間隔を7カ月以上から6カ月以上に、18歳から64歳の方は接種間隔を8カ月以上から7カ月以上に前倒しを行います。65歳以上の高齢者の方には、6カ月を経過した方に2月の7日から接種券を前倒しして順次発送します。
モデルナの集団接種会場に空きあり
接種券が届き次第、予約、接種が可能となります。18歳から64歳の方には2月の14日から順次、接種券を発送します。予約開始は2月の21日から、接種開始は2月の28日からとなります。なお、職域接種など接種機会がある場合は接種券到着後、2月28日を待たずに接種を受けていただくことが可能です。 また現在、モデルナの集団接種会場に空きがあります。3回目接種では、1、2回目のワクチンの接種にかかわらず、ファイザーかモデルナのワクチン、どちらでも接種が可能です。1、2回目のファイザーを選択した方も、お急ぎの方はモデルナでの接種をぜひ検討ください。市民の皆さんには感染防止対策と重症化予防のためにも積極的に3回目接種を受けていただくようにお願いをいたします。 次に、トヨタ新大阪販売ホールディングス株式会社から、燃料電池自動車、FCVの寄付についてです。大阪市は2050年のカーボンニュートラルを目指し、環境・エネルギー政策を推進しており、産学官のプラットフォーム、H2Osakaビジョン推進会議や、大阪府や堺市と共同運営するほか、水素に関する正しい知識の普及など、水素を日常生活の産業活動で利活用する水素社会の実現に取り組んでいます。水素は太陽光や風力などの自然エネルギーを使って作ることもでき、利用段階で温室効果ガスを排出しないことから、カーボンニュートラルのキーテクノロジーであり、新たな資源とされています。本市では、大阪地区トヨタ各社と連携協定を令和2年12月に締結し、「OSAKA光のルネサンス」でFCVからイルミネーションへ給電するなど、普及促進のための取り組みを進めております。 このたびトヨタ新大阪販売ホールディングス株式会社からFCVをご寄付いただくことになりました。今回ご寄付いただいた車体には啓発ラッピングが施されており、PR活動のほか、各種イベント等での展示、給電デモや体験型講座、非常時の活用例の実演などを通じて、水素社会の実現に向けて普及啓発に貢献できるものと考えています。なお、2月4日に市役所正面玄関にFCVを展示するとともに感謝状贈呈式を行います。こうした取り組みを通じてカーボンニュートラルに向けた水素エネルギーの可能性や燃料電池自動車の環境性能や給電機能などの魅力を伝えてまいります。