大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文1)高齢者のワクチン配送、4月8日から
ミニ・コロナ重症センター整備計画の募集結果
ミニ・コロナ重症センターについてです。整備計画の募集の結果についてです。大阪コロナ重症センターを設置しましたが、さらに重症病床を増やすということで、ミニ・コロナ重症センターというのを今取り組んでいます。これは医療機関に手を挙げていただいて、そこの施設で、その医療機関でもう完結してもらうプレハブ型の重症病床の確保。そしてそれによって病床を増やすということを今進めているところです。 この結果、1次募集、3月11日から3月26日に実施をいたしまして、1医療機関から整備計画案が提出をされました。徳洲会の野崎病院ですけれども、20床程度新たに整備しますということです。整備費用は9億9000万円。これはプレハブ建て、平屋建てです。この野崎徳洲会病院については、これまでも新型コロナの重症、それから中等症、軽症を受け入れてくれている実績のある病院です。 スケジュールとしては、この整備計画を確認いたしまして、そして補助決定をします。また併せて、今回20床ということで、もともと30床を目標に募集をしていますので2次募集を行います。ちょっと条件も変えながら、2次募集を4月中に実施していきたいというふうに思っています。これ、プレハブでこれから造っていくということになりますので、どうしても半年ぐらい掛かります。10月ごろ、来年の冬が来る前に、このミニ・コロナ重症センターが、運用が開始されるということになると思います。
「にであう」は5000人就職の目標を達成
雇用対策についてです。コロナ禍において失業者をできるだけ減らしていこうというので去年の秋からずっと取り組んできました。その中で公民連携による取り組み、「にであう」というサイトを作って、そして民間と大阪府が協力し、この求人の掘り起こしをやってもらうというのをやってもらっています。そこで採用してくれた企業について、3カ月間、安定的に雇用を維持してもらった場合には補助金を支給するという仕組みで、今コロナ禍で仕事がすごい厳しくて、なくなっているところもあるんですけど、一方で仕事が増えている分野もありますので、そういった意味で失業者をできるだけ減らしていこうという思いで、この「にであう」というのを作って、民間人材会社と連携して秋から進めていっています。これによって、令和2年度は5000人を目標にしていましたが、5000人の就職の達成ができました。目標値に達したということです。来年度については1万3000人を目標にして、合計1万8000人を、ここで雇用を生み出そうということで、これはこれからも続けていきます。 併せて、これも発表した項目でありますが、若者の人材就職支援。中小企業はDXが弱いですから、DXの研修をした若者、そこにいわゆるスキルを付けた若者をマッチングしていこうと。スキルを付けるために、例えばGoogleであったり、セールスフォース、ああいったところにも協力をいただいて研修をして、それ専門の人材ではないんですけど、それが一定程度やっぱり得意で理解をし、本職は営業なんだけどもDXもある程度できるよというような若者を、研修をして、スキルをアップして、そして中小企業、人材を募集する中小企業につなげようということで、今これ受講者募集中。まさに今、進めているところであります。 今日発表するのは、こういった手続きはやってるんですが、それ以外にも、やっぱりそういった、そもそもこういうところにアクセスすることすらなんか難しいねという方に雇用の相談窓口というのを広くつくっていこうということであります。OSAKAしごとフィールドに窓口をつくったわけですけれども、4月1日からコロナ禍でなんらかの就職活動をしたいんだというための、応援するワンストップ窓口を設置いたします。その人その人に応じてやっぱり状況が違うので、その人に応じたアドバイスをして適切な雇用の就職につなげていく。就職決定まで継続してサポートしていこうという事業です。