五輪組織委、5者協議後に会見(全文2)札幌のマラソンは地元と相談する
ウガンダ選手団のケースを分析して改善すべきでは
Radio France:Radio France、西村です。2点お願いします。まず開会式の際に全部で何人が参加すると思われますか。もう全部含めて。それと2点目は、先週の土曜日に来日したウガンダの選手団の中で1人は陽性になって、除く8人は濃厚接触者ではないことが最初に判断されたんですけれども、そのあと大阪に向かって、バスに乗って8時間同行したんですけれども、結果的に濃厚接触者として扱っているかどうかまず確認したいことと、あとは、その判断は、基本的にプレイブックを読んで誰が判断するか分からない状況ですが、今回は誰が判断した、もし将来同じようなことが起きた場合は今回のケースを分析して何か改善すべきではないかと思ってますか。お願いします。 武藤:まずウガンダの1人、これは確かコーチの方だったですかね、陽性者が出ました。それで濃厚接触者になるかどうかは、これ、保健所が判断するんですね、日本のシステムは。それは全部ヒアリングをして、機内でどのような状況であったのかと、どのぐらいの距離を離れてマスクをしていたのかどうかといったようなことを見て濃厚接触者ではないという判断がなされたと聞いております。これはルール、一般として、濃厚接触者についての保健所の判断というのが、1つ基準がありますので、われわれはその専門家の判断に従うということであります。 それから大会関係者の数ですか、最初のご質問。開会式の全部の、なんとおっしゃいました? 人数とおっしゃいました? だからそれは、一部、2万人というようなニュースがあったというのは私も見ましたけれども、そこまでには明らかに至らない数字になるということを申し上げました。
札幌会場のマラソンの観客制限は
司会:それではオンラインのほういきます。北海道新聞、根本さんのご質問です。これ、総長にお願いいたします。札幌が会場のマラソン、競歩は、他競技と違って沿道での観戦となりますが、この沿道、路上競技ですね、観客の制限はどのように行う考えでしょうかということです。 武藤:これは、札幌で行われるマラソンについては、まずチケットホルダーという概念がありませんし、路上でございますので、会場という概念もありません。どのようなことになるかは地元の主催者、自治体関係者とよく相談して、その対応を丁寧に決めてまいりたいと、きめ細かく対応してまいりたいと、このように考えています。 【書き起こし】五輪組織委、5者協議後に会見 全文3に続く