五輪組織委、5者協議後に会見(全文2)札幌のマラソンは地元と相談する
5人家族のチケット5枚が再抽選で2枚になる可能性も?
日本テレビ:1つ追加で。例えば5人家族で5枚一緒に取っていたけれども、再抽選でじゃあそれが2枚になってしまうとか、そういう可能性も考えられるということでしょうか。 武藤:これはいろんな考え方があると思います。しかしやはりまったくそういうことを考慮せずに、もう純粋にそのシステムを動かすことによって、確率的に、均等に削減を図るというのが最も公平な仕方ではないかというふうに考えています。 司会:総長、ちょっとフォローアップで【スズキ***00:31:23】のほうから。 スズキ:チケットの抽選等に関わるご説明は23日に詳細をさせていただきますけれども、今のご質問の点だけお答えさせていただきますと、抽選についてはご購入をいただいた単位で抽選をさせていただきますので、具体的には4枚ご購入いただいた方の場合には4枚が全て当選するか落選するかという形になります。 司会:ありがとうございます。野村さん。
小中学生の観戦は重要と考えているのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞の野村です。会長に伺いたいんですが、学校連携に関しては別だということをこのステートメントでも書かれてるんですけど、なんとなくは分かるんですが、なぜ学校連携、小学生とか中学生とかに対して別枠でこうやって観客としてしてあげることが重要だというふうに考えているのかということをあらためて、総長。 武藤:これは学校連携という仕組みを考える、これは前から、延期になる前からでございますけれども、東京大会を開催する意義というものをいろいろ考えたときに、やはり若い世代、次の世代にその感動を体験していただく。64年当時も、いまだにそれを見た人たちが一生の思い出として語り継がれているわけなので、そういう意味で大会の意義というものを学生、小中学生によく伝えていくということが大事だという、そういう発想でございました。その上で、これは決して動員をかけるものではありません。教育委員会なり学校なりのご判断で、見に行こうと、見に行きたいという場合に適用されるものであります。そうであるとすれば、その人たちを全体の枠の中で振り落とすということではなくて別枠で扱うことが妥当ではないか。 特に、これは専門家が皆さんおっしゃりますけれども、競技会場での感染するリスクということよりは行き帰りの一般での人流による心配があるということであります。学校連携の場合には引率する人がお連れして来るということであり、競技会場でも団体券で一斉に出入りができ、密にならないように、入退場に当たって密にならないように時間差で引率する方がご判断していただくという、さまざまな感染リスクを低減するための対策が取れるということ、これも重要な要素であると思います。そういう形で学校連携を別枠にしたということでございます。 朝日新聞:分かりました。あと1点だけ。いわゆるホスピタリティチケットのような高額な、飲食とかが付いてるチケットというのが前からあったと思うんですけども、そういうお客さまに対しても、いわゆる再抽選の対象となるのか、それともまた別の扱いなのか、その辺を教えてください。 武藤:23日のその再抽選の詳細の中でお話をさせていただきたいと思います。それぞれの、それを販売した会社がありますのでね。そういうことも考えながら対応していく必要があるだろうというふうに考えています。 司会:ありがとうございます。和田さん、どうぞ。