名古屋市・河村市長が定例会見3月1日(全文1)ノーベル賞受賞者記念室を開設
学術的価値が高い場合、どのような措置を?
朝日新聞:何かはこれからの調査と思うんですけれども。質問としましては、天守木造復元の計画で、この上に仮設構台を建てて、重機を乗せて作業するという計画ですよね。この施設は学術的価値が高かった場合、どのような措置をするのかなと思いまして。 河村:それは専門家に聞いてもらわないかんんけど、私の勉強によるところだと西側に小天守を造る計画はあったんだけど、それはやっぱりなかったんじゃないのかということで一応の結論を見ているというふうに、ある学者から聞きましたけど。それとこれと関係あるのかないのかちょっと分かりませんけど、それは丁寧に、1つ専門家の皆さんがおみえになりますので、そちらで議論していただいて、文化庁と一緒にやっていただいて、丁寧にやっていただければ遠慮ないかと思いますけど。 幹事社:で、これによって、木造復元の時期に、完成時期、影響っていうのは、出てくる可能性はどうなんですか。 河村:それは文化庁の皆さんなんかが議論することですけど。僕はそういうふうに延びていかんようにですね。死んでいかないかんもんで、すぐ、年食ったで。ほんだら早う、一刻も早く、僕より年食っとる人は多く言われますよ、反対派は別ですけど。早く造ってちょういって、木造。いっぺん上がらせてくれと。一刻も早く史実に基づいた1000年の名古屋の誇りを世界への誇りにできるように祈る思いですよ。祈る思いで。あとは専門家の皆さんと文化庁の皆さんが話し合ってやっておられますので、そこで決定されることでございます。 朝日新聞:その他、質疑、一般でもしございましたらお願いします。よろしいですか。それではこれで市長定例会見いったん終わります。
リコール署名の独自調査で、発表できることがあれば
朝日新聞:でしたら2部のほうに移ってよろしいでしょうか。じゃあ幹事社から1点ですね。知事リコール署名の関係ですけれども、不正、偽造につきまして市長独自に調査すると先日はおっしゃってますけども、発表できる範囲がもしあれば今お伺いできますか。 河村:それと関連しておりますけど、今日ちょっと某新聞に3万4000名の10年前のリコールの署名を、貸したという表現は、僕も言ったかも分からんけど、ちょっとあれはなんとなく不適切で、その皆さんに今度の知事、リコールについて説明する文書を送ったということですね。それはリコールの団体のことですので、リコールをやっておられる団体の切手代といいますか、で行ったと。作業も大変ですので、そちらのほうで行った。 それですぐリストを返してもらっとって、皆さん誤解しておるか分からんけど、個人情報保護法の適用がないとか、政治のそういうものはいろいろな活動に使ってもええんだという消極的な意味で捉えられておりますけど、それは違っとって、要するに、特にこの署名運動だとか、こういう政治活動の、いわゆる政治活動の自由と、これは何かいったら国民の皆さんの知る権利に奉仕することなんですよ。皆さんの報道の自由も、なぜ報道の自由があるかいうたら国民の知る権利に奉仕するわけです。 だから国民の皆さん、全戸配布ではない、に近いというか、はがきも配りましたし、それから受任者に参加された方に、今度はこういう趣旨でやっておりますよと。それで別に受任者にしたわけじゃないんです。もしよかったら、どなたにでも全部送った書類を参考資料として差し上げます。それでこういう趣旨で、長いですけど説明文がありまして、コロナ中に愛知県が名古屋市を訴えてきたんだということで、名古屋市として、公務として、それに反論しております、裁判ですけど。いう趣旨において。で、独断、独裁で、何遍言っても話し合いに乗ってこうへんし。ということでリコールになってるんで、ぜひ皆さん、お気持ちがあるんだったらリコール、受任者として、はがきを同封されまして、その宛先はリコール事務所になってますけど、そこで返送してくださいと、あなたの意思でと。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見3月1日 全文2へ続く