小池都知事が定例会見1月8日(全文2)東京五輪は準備を粛々と進める
東京都の小池百合子知事は8日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「昨日までとは違う。人の流れを止めなければならない」(2021年1月8日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「昨日までとは違う。人の流れを止めなければならない」(2021年1月8日) ◇ ◇
東京オリパラ大会の開催をどう考えているのか
朝日新聞:朝日新聞の長野です。よろしくお願いします。感染状況も悪化していると思うんですけれども、あらためて東京五輪・パラリンピックの開催をどう考えているかについてお伺いします。再延期とか中止とか、そういうのを求める声もあるんですけれども、開催に当たっては観客をどうするのかとか、現時点での知事のお考えがあれば教えてください。 小池:これは、これまでも行ってきましたように、国と組織委員会、そしてIOCと連携しながら、どのような形で進めていくのか、それらについて中間報告などで、調整会議などで進めてきたところであります。東京はホストシティーであります。これらについて準備を粛々と進めていくということには変わりがございません。
1カ月後の新規感染者数をどこまで減らしたいか
東京新聞:東京新聞の小倉です。よろしくお願いします。都内の感染抑止の目標についてお伺いしたいんですけれども、知事ご自身としては今回の自粛要請の措置期間で1カ月後の新規感染者数が、どれくらいにまで減少させたいとお考えでしょうか。都民に負担や自粛を求めているお立場としては、知事ご自身の目標値を示して都民と共有する必要というのはあると思うんですけれども、今、感染者が7日間平均でだいたい1200人を超えるような状況ですが、これをどれくらいまで減らしたいとお考えか、目標の人数をお聞かせください。 小池:このところ1000人を超える数字、きのうは2000人を超えました。そういった、これまでとは桁が違うという感染者数の確認でございます。そして検査数のほうも、昨日の参考値となる検査が1万5000件を超えているということです。このところ1万件は、曜日にもよりますけれども、正月明けからの数字も1万3000、1万4000とか、だいたいそういうところの数字です。陽性率を考えますと1000の単位はこのところ、残念ながら超しているということであります。 そういうこと、それらを念頭にしながらどれぐらいの目標かといいますと、量的な数字ということもさることながら、きのうの西村担当大臣の国会での説明の際も、東京都で言えば1日500人という数値を挙げられました。まさにそれらのことも念頭に入れながら、この間をしっかり、都民の皆さん、事業者の皆さんと共に目指していきたいと考えております。 幾つか、前回の緊急事態宣言下とはかなり様相も変わってきております。寒い冬であること、それから変異種が入ってきて、読めないウイルスがさらに読みづらくなっていることなどなどありますが、一方で業界の皆さま方がガイドラインを敷きながら、いろいろと対策を行っていただいているということ。それから都民の皆さんのマスク着用率というのは今も大変高い。一方で食事中どうなのかといったようなことも言われておりますけれども、多くの皆さま方にはお守りもいただいているかとは思いますが、一方で感染者数が増えていることは事実であります。