立憲・枝野代表が記者会見8月31日(全文2)消費税減免など思い切った対策が必要
カジノを次期選挙の争点にする考えは
横田:フリーの横田一ですけども、10月25日最速の総選挙に向けて、今、総裁選の有力候補とされている菅官房長官がカジノ推進の旗振り役であったことにも注目して、カジノを次期総選挙の大きな争点にするお考えはあるのか、新党合流の目玉政策にする考えがあるのかということと、ちなみに横浜では今週金曜日からカジノに関する住民投票が始まって、当然、関心は高いと思うんですが、カジノで菅さんのところに目玉候補をぶつけるとかいう、そういうカジノを争点にした選挙を考えられているのかどうかが1点と、あと、同じようにコロナ禍で収益性が激減している、乗客が激減しているリニアについて、これも、リニア見直しも争点になるんじゃないかと思うんですが、現政権はこのまま推進する姿勢を変えていないんですが、リニアについてのお考え、主要政策にするかどうか、2点、お伺いしたいんですが。 枝野:まず前段というか全体についてですが、自民党の総裁が誰になるかということ、そのことでは野党の、最大野党の政策とか打ち出しがそのことによって直接右往左往するのは僕は良くないと思っています。実際に発足した政権が何をし、何を訴えるのかということを見なきゃいけないので、今はあくまでも自民党のコップの中の話に関わって何か申し上げるというのは適切ではないというふうに思っています。 それから、私は今、立憲民主党の代表として、カジノは党を挙げて反対ですし、特に神奈川、横浜ではそのことを高く掲げて活動を仲間たちもしているし、という認識は明確です。それからリニアについては、私は経済合理性とか、それから静岡県が環境問題などで反対をされているということで、無理に進めていくことは困難であるという認識をしていますが、選挙でどう訴えるかは、新しい党ができて新しい党の代表が選ばれないと、私が今の立場、今の時点で次の選挙での何か、目玉が何かとか等を申し上げることはちょっと先走りであり、せんえつだと思います。 横田:関連でよろしいですか。 司会:はい、じゃあ関連で。