大阪府・吉村知事が定例会見1月26日(全文4)給与は国でしっかり補填してもらいたい
濃厚接触者という定義をなくすことも含めて考えるべきか
産経新聞:産経新聞の尾崎です。自宅待機の、濃厚接触者の待機期間の話をちょっと伺いたいんですけれども、先日知事にそのことをお伺いしたときに、濃厚接触者という定義そのものをなくすことも含めて考えるべきじゃないかという話をされていたんですが、今もその考えはお変わりないかの確認できますでしょうか。 吉村:数がどんどん増えてきたときにはそれはやっぱり考えるべきだと思います。ただ、そのときにはやっぱり陰性検査は要るだろうというふうに思ってます。あと症状が出ないっていう前提ですよ。症状が出たらこれは可能性高いですから、症状が出てない、無症状の濃厚接触者で、そして陰性確認ができるんであれば、この隔離期間ってそもそも本当に必要なのかと。もちろんリスクはあるんです、3日潜伏期間っていわれてますから、その3日間のうちに出るかも分からないけども、それっていうのは十分認識していただくっていうのは当然の前提ですけど、画一的に10日、もうほぼ現実10日になってます、実際のところ10日って言っちゃってる以上。6日の、エッセンシャルワーカーのはありますけれども、6日で検査してっていうのもありますが、ほとんどのところはやっぱり10日になってるので、そこは。僕、一番最初この問題提起したときは5日というふうに提案してたわけですけれども、もう10日になりました。
エッセンシャルワーカー中心にやっていく形になるのか
今後どれだけ短縮されるか分かりませんけれども、さっき申し上げたような、このオミクロン特有の問題というのがありますし。オミクロン特有の問題で、今日は申し上げてませんけれども、これまでも何度も申し上げているとおり、医療従事者の方が濃厚接触者になったり、その家族が濃厚接触者になったり、あるいは子供が濃厚接触者になったり、子供が通ってる保育園が止まったりすることによって医療機関で半ば従事できない方が増えてきて、医療機関そのものの機能が少し低下をしているということもまた大きな問題です。これはオミクロンによる重症ではないんですけれども、そういったことが出てる、これはやっぱり濃厚接触っていうものを概念にする限り必ず出てくるので、どっちのリスクを取るかということだと思いますが、僕自身はやっぱり濃厚接触のほうを、陰性検査も重ねながらできるだけ社会で、特にそういった重要な仕事をする医療機関とか、そういったところの仕事ができるようにしていかないと、別の問題が生じると思ってます。 産経新聞:実際そういうのをもし仮にできるとしても、まずはやっぱり医療施設とか、エッセンシャルワーカー中心にやっていくという形になるのか、もう全体的にって形なのか。 吉村:特に僕はやっぱり医療は気にしますね。医療、医療施設、それから高齢者施設、ここは非常に重要だと思って、また保育施設、そういったところがやっぱり重要だと思ってます。 本来、どの仕事も大切なんですけれども、やっぱりそこの機能が止まってしまうと、さっき言った救急の搬送とか、そういったところに支障が生じてしまいますから、緊急の対応とすればやっぱりそこの医療とか介護とか保育のところ、そこはより仕事ができる環境というのが必要だろうと思ってます。 司会:ほかにございますでしょうか。読売テレビさん。