大阪市・松井市長が定例会見11月2日(全文1)枝野さん、気の毒かなという思いがある
大阪市の松井一郎市長は2日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年11月2日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年11月2日) ◇ ◇
なんば駅周辺で社会実験を実施
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:私からは御堂筋、なんば駅周辺の社会実験の実施についてです。御堂筋では車中心から人中心へのストリートへの転換に向けて、側道の歩行者空間化を進めており、昨年に引き続き官民が連携した社会実験、「御堂筋チャレンジ2021」を実施します。11月3日から12月2日まで、すでに側道の工事が完了しています。完了している道頓堀、戎橋筋から、なんば駅前や御堂筋のホテル日航大阪前の歩道における利活用の状況、エリア周辺の回遊の状況などの検証を行い、より快適で安全・安心に回遊できる御堂筋へと整備をしていきます。 また、なんば駅周辺でも11月の23日から12月2日まで一部の道路で交通規制を行い、道路空間の再編に向けた社会実験を実施します。今回の社会実験では再編後の道路線形の具現化をし、荷さばきの運用や安全性、歩行者の空間の利活用について検証を行います。なお、交通規制等の内容についてはホームページなどでお知らしますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。これらの社会実験を踏まえ、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、オープンエアな公共空間をデザインすることにより、新たな潤いや憩いの空間や、魅力ある都市空間を創出し、世界を引き付ける観光拠点にふさわしいミナミエリア全体の価値向上につなげてまいります。僕からは以上です。
社会実験に期待することは
司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。では幹事社の朝日新聞さん、お願いします。 朝日新聞:朝日新聞の本多といいます。今お話を伺いました「御堂筋チャレンジ」と、あとなんば駅周辺での社会実験についてなんですけれども、いずれも大阪市中心部に人が集って憩うための場をつくる取り組みだと思いますが、こうした取り組みを進めることで大阪市、大阪府をどのようなまちにしたいと考えていますでしょうか。観光業や、市民、府民の住みやすさ、満足度への影響などについて期待することも併せてお伺いできればと思います。 松井:ウィズコロナ、アフターコロナを見据えまして、オープンエアでありますなんば駅前や御堂筋を新たな憩いの空間や魅力ある都市空間にデザインし、国内外から大阪に来られる方との交流を生み出していきたいと考えています。また、地域の方々とも連携をして、民間による道路空間の利活用を推進することで新たなにぎわいの創出や万博との相乗効果を期待いたします。 朝日新聞:もう1点なんですけれども、かなりコロナの感染者は少なくなっていますけれども、コロナの感染防止の外出自粛とか密回避との兼ね合いについてはどのように考えているかお聞かせください。 松井:現在、コロナウイルスの感染状況が落ち着いているという状況ですが、社会実験では密を回避し、来場者の検温や消毒の徹底、それからマスクの着用、感染リスクをできる限り低減させる対策を取ります。ウィズコロナにおいては感染リスク対策を徹底しながら、道路など、コロナリスクの低いオープンな空間を活用して経済活動を活性化していくことが必要と考えております。 朝日新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上です。 司会:次の質問をお受けします。ほか、ございますでしょうか。よろしいですか。それでは終了いたします。ありがとうございました。 朝日新聞:じゃあ続いて政務の質問をお受けします。質問ある社は手をあげていただいてよろしいでしょうか。共同通信さん。