大阪市・松井市長が定例会見11月2日(全文2)来年の参院選時に国民投票も行うべき
大阪市の松井一郎市長は2日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年11月2日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年11月2日) ◇ ◇
国民民主との法案提出、事前合意はあるのか
NHK:NHKの西澤です。すいません、先ほどの国民民主党さんと法案提出したいという件についてなんですけれども、これについて事前の合意とかがあるわけではないのか、それともこれから打診していくのか、その辺りをちょっと。 松井:事前の合意はありません。今のやりとり聞いてなかった? だから国民民主の玉木さんが、僕が全然知らんところで、目的を同じくする法案は協力しながら出したいという、その玉木さんの発言を受けてだから。だから別に事前に調整してるわけでもなんでもありません。
改憲はどう進めるべきだと考えているのか
記者:すいません、ちょっと追加で伺いたいのですが、憲法改正に関して、自公の、与党として、維新さんの数字を足し合わせると、衆院で3分の2を上回る形になりました。岸田総理はこれまで総裁任期中の改正実現に意欲を示されてるわけですけれども、その辺りを踏まえて、代表として、憲法改正に関してはどういうふうに進めていくべきかと。 松井:もうまず憲法審査会を正常化させることですよ。今、立憲、共産のボイコットによって審査会の議論が進んでないわけでしょう。出ないから、憲法審査会に。だからもうボイコットする人をいつまでも待ってても議論は進まないじゃない。それじゃボイコットしたもん勝ちになってしまうよね。だからもうきちっと、まずはスケジュールを決める。憲法審査会。これから何回、憲法審査会、協議会を開いて、採決の日を決める。スケジュールを決めないと、ずるずる先延ばしになります。岸田さんが本気なら僕はそれをやると思うけどね。スケジュールを決めて議論を、中身のまともな議論をして、最終的には国民の皆さんに決定をいただくと。国民投票を実施すると。そのスケジュール決めずに本気でやるとか言うてるのは、これはもう言い訳にしか聞こえませんね。 これは安倍総理のときもずっと言ってたんだけど、やっぱり自民党国対政治の中でスケジュール決め切れてなかった。結局、いや、こういうのは大事な問題だから、各党、各会派、全ての皆さんが出席の上、熟議をして、やっぱり審議尽くすべきという、そういう理屈で、結局そういう理屈になると立憲民主、共産のボイコットで前へ進まない。こんなおかしな話はないと思います。ボイコットする側をいくら待っても仕方がないと。 記者:スケジュールというと、総裁任期との兼ね合いもありますが、いつごろまでに、例えば国民投票を実施するべきだという考えはありますでしょうか。 松井:僕は来年の参議院までに改正案を固めて、参議院の選挙と同時に国民投票を実施すべきやと思います。そうすると、まさに投票率も上がるし、そのことは1つの大きな選挙のテーマにもなる。だからもうそれが、そこへ向けてやっぱり憲法改正案を各党はしっかり出すべきやと思います。 朝日新聞:NHKさん。